レイトだと、いろいろしんどいワケです。

ここのところ、一日のうちにヴァイオリンとヴィオラを両方とも弾くのがツラくなってしまって。
どうしてもお仕事関連の疲労が。

それで、ヴァイオリンの日、ヴィオラの日、という風にどっちかだけ弾くことが多く。

それで思ったんだけども。
最近の最重要テーマである「安定した構え方」なんですが、まあ、だいぶ出来てきた感はあるんだけど。

それでも、大きな問題があって。

「安定した構え方」で構えるまでに、少し時間が掛かるんですね。
左肩を前に出して、楽器を肩に乗せて、左ひじをぐっ、と内側に入れつつ、顎当てに顎を乗せて楽器を安定させて……っていう行程に、数十秒から数分ほどを要する。


でも、YouTubeとかで観るようなプロの人って、弾き始める直前くらいにすいっ、と構えるじゃないですか。


アレができない。
(°▽°;)……



自分なんかだと、あらかじめ、「安定した構え方」でしっかりと構えておかないと、間に合わない。
直前じゃあ、ちゃんと構えられないまま、曲が始まっちゃう。


いつも、そう。
弾き始める前に、まずはえっちらおっちらと、「安定した構え方」で構えるのです。
これに少し時間が掛かる。
そして構えたら、その構えをズラさないまま、曲を弾き始めなければならない。


ヴァイオリンはまだ、構えるまでの所要時間がそれほどでもないのだが、ヴィオラの方は最悪で、楽器が大きいせいなのか、構えるまでにけっこうな時間を要する。


これじゃあね……人前で弾くとなったら、やっぱりカッコよく、弾き始める直前くらいにすいっ、と構えたいじゃないですか。

そこら辺が、まだまだ課題だなぁ、と。
レイトは何かと大変です。


しかも、それだけじゃない。
昨日は土曜ということで、ちょっと調子に乗って弾きすぎたようで。
昨日はヴィオラの日にして、ヴィオラでバッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタを第1番から第3番まで全曲、全楽章通して譜読みしたいな計画を発動したのであった。

第1番、第2番までは苦労しつつも全楽章、通して譜読みした。
途中、音程これで本当にいいの? ってな箇所もありつつも、後でCD聴いて研究しよう、ということで。
しかしさすがに第3番の第1楽章を通して弾いたら、その後を弾く気力がなかった。

しょうがないので、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調のプレリュードだけ弾いて終わりにした。

しかし、これがかなり体に負担だったらしく。
今日の日曜になって、朝起きたら、猛烈に頭が痛いんですね。

目の奥がずーんと痛む。
目の疲労? と言っても、昨日の土曜は別にパソコン作業してないし。
何コレ? 何も思い当たることが……あった。

ヴィオラの弾き過ぎか!?


どうも、自分の体の感覚をよ~く感じてみるに、明らかにヴィオラの弾きすぎで体に無理がきてる。
背骨というか、腰回りというか、骨格が歪んでる感じ?
負担が掛かって、無理が来て、歪みが蓄積してる感じがする。


あぁ~、これか。
これだわ。

ず~っと前から、時々体に来る不調の原因だよ、これは。

ヴィオラは、ヴァイオリンほど音程を取るのに精密な集中力は要求されないものの、楽器が大きくて重いから、肉体的には負担が来る。

そんな体に負担が来るヴィオラを、長時間、しかもバッハみたいに音符が激烈に多くて弾くのが大変な曲を、全楽章、それも第1番と第2番、さらに第3番の第1楽章まで弾いたのだから、肉体に来るひずみは相当なモノだったっぽい。

それで頭痛くなったのか。


だから今日の日曜は、ヴァイオリンの日にして、バッハのヴァイオリンソナタ第2番イ長調BWV1015の全楽章だけにしておいた。

う~ん、やっぱりヴィオラは、体に負担が来る。
楽器が大きくて重いせいだ。
あと、音も低くて太いから、左手で押さえる力も、ヴァイオリンよりも数倍も必要とされる感じがする。
そりゃあ、肉体的に負担、来ますよね。


そもそも、ヴィオラっていう楽器自体が、矛盾をはらんだ無理のある楽器ですからね。
モノの本によれば、ヴィオラの音域からすると、本当はもっと本体が大きくないと、あの音域の音をちゃんと響かせることはできないらしいじゃないですか。
ヴァイオリンやチェロは、ちゃんと音域に即した楽器の大きさを持っているので、それにふさわしい音が出る。

しかし、ヴィオラは、その音域から要求される楽器の大きさよりも、小さめに作られている。
なぜなら、あれ以上大きく作ってしまうと、肩に乗せて弾くことが不可能となってしまうから。

だから、本当に必要な大きさよりも小さめに作って、どうにか肩に乗せてヴァイオリンのように構えて弾けるように無理に作っている。

だから、本当にヴィオラのいい音を出そうと思ったら、肩に乗せて弾けるギリギリの大きさまで大きく作られたヴィオラで弾かなければならないし、そういうヴィオラを弾くとなったら、体にかなりの負担が来るのは致し方がない。

ウチにあるヴィオラ君は、一見、あまり大きくないように見えるのだけれど、実は厚みがかなりあって、重さもすごくある。

だからといって、これより小さなヴィオラだと、あまりいい音が出ない、というジレンマ。

そういう、ギリギリのせめぎ合いが、ヴィオラの難しいところ。


だいたい、市販のプロによるCDだとか、YouTube動画だとかを聴いたり観たりしても、本当にヴィオラのいい音を楽しませてくれるものは、すごく少ない。
CDだと、ピンカス・ズーカーマンくらいなモノだ。
他は、ヴィオラにしてはやけに軽い音で弾いていて、凄まじく物足りないものばかり。

弾きやすい偽ヴィオラ(小さい)で弾いても、聴いてる方は満足できないワケです。
しかし、大きめのいい音が出るヴィオラで弾くのは、弾く方がすさまじくしんどい、というジレンマ。

解決法は、恐らく、ない。
弾く方が、苦労して、体に負担が来つつも、それに耐えて弾く以外、ないのだと思う。


ワタシもレイトじゃなかったら、もっと肉体がヴィオラに適応して、こんなに頭痛くならずに弾くことができたかもしれないのに。

でも、どんなに体に負担が来て、頭が痛くなろうとも、それでも、やっぱりヴィオラも弾きたい。
だって、いい音してんだモン。

弾きたいよ、そりゃあ。


でも、体に負担来ちゃって、頭は痛くなるし、左手指には痺れるような感覚が残っちゃうし(筋肉使い過ぎ)、とてもじゃないが毎日は弾けない。


そこら辺が、レイトの悔しさなワケです。


小さい頃からやってる人は、肉体が出来上がってますからね。
長時間の演奏にも耐えられる。

う~ん。

レイトは切ないぜ。


努力などという生ぬるいものでは決して越えられない、厳然とした壁。
それが、レイトの前には立ち塞がっているのです。

だからって別に、諦めたりはしないけどね。

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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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