なんか自分、上手くなった。

ここのところお仕事がハードモードで、あまりたくさんは練習できなかったのだが。
今日も土曜出勤で、クッソ面倒くさいエクセルシートの数字合わせ。
合わなくて難儀した……

夜になってから、おもむろに練習開始。

なんだか、最近、やっとヴァイオリンとかヴィオラとかの弦楽器の弾き方が分かってきた感じがする。

今夜はヴァイオリンの方は、ドヴォルザークのユーモレスクを普段より丁寧に練習した後、久しぶりにコレルリのラ・フォリアを弾いてみた。

この曲、前に練習していた頃は、まだ「安定した構え方」が完全には身についていなかった。
曲を弾いているうちに、だんだんと構え方がズレてきてしまって、なかなか最初から最後まで安定した構え方のまま弾きとおすことが難しかった頃だった。

しかし、今日はあの頃とは違う……
今は、安定した構え方が安定してできる。
コレルリのラ・フォリアでも、最後まで安定して「安定した構え方」のまま、弾きとおすことができる……

安定した構え方から、ゆったりと余裕で、音を響かせていく。
音を出そうとして、変に力む必要とかは全くない。

ただ、楽器の物理的特性に基づいた要求に応えて、楽器を効率よく振動させて、音をぶんぶん響かせていけば、おのずといい音が出て、いい音楽ができる。

これが、これまで難しかったのだ。
そして、初学者にとっても、多くのレイトスターターにとっても、なかなか到達できない境地なのだな、と、しみじみと実感した。
そこに、ようやくたどり着いた感じがした……

やっと、「音楽」のスタートラインに立てた、そんな気がする。

ラ・フォリアは、久しぶりに弾いてみると、前は弾きづらかった箇所が、今はそれほど苦労することなく弾けたり、明らかに進歩が見られた。
それに、安定した構え方から繰り出される、余裕を持った音出しによる、ゆとりのある演奏。
自分で弾いてて、自分、なかなか上手いんじゃね? とさえ、思える。
別に、うぬぼれとか思い込みとかじゃなく。

そこは、本当に。


コレルリのラ・フォリアをCDに合わせて、割と本気モードで弾くと、一気に疲れて脱力してしまう。
しばし、ボーッとした後。

ヴィオラに持ち替え。


ラフのカヴァティーナを弾く。
これも、変に力むことなく、すいすい、ぶいぶいといい音を響かせていく。
この、「余計な、不要な力を入れず、必要なところだけ筋力を発揮していく」という状態を、一般的には「脱力」などと呼ぶのかもしれない。
でも、別に本当に脱力しているワケでもなんでもない。

左手指の押さえ、右手の弓の保持、ここら辺には、しっかりがっつりと、力入ってるし。
ただ、それ以外の、不必要な部分には、まったく力入れてないだけで。
左手はガッツリ押さえ、右手はしっかりと弓を保持し、弓は弦にガツッと食い込んだ後は、ただスイーッと弦の上を滑っていく。
ここには、力は入らない。
むしろ、入れてはいけない。

楽器本体がビンビン振動するのに任せる。
それを妨げるような、余計な力みは入れない。


楽に、すごくいい音が出まくる。
コレ、ヤマハサイレントヴィオラの効果でもある。
ここ1週間の間は、どうも疲れちゃって練習するのしんどいわ~、っていうとき、ヤマハサイレントヴィオラだけ弾いて終わり、っていう日もあったんですけども。
それが、意外にいい効果だった。

どこぞの某エレキヴァイオリンと違って、ヤマハサイレントヴィオラは、いくら弾いても電子音の不快感がゼロなんですね。
不快感どころか、弾けば弾くほど気分が乗ってきて、もっと弾きたくなるほど。
アレは、ホントにすげぇ。

開発には、相当な年月と手間暇とコストが掛かっているハズだ。
本当にヴィオラが上手い人が、何度も何度も試奏を重ね、意見を出して改良に改良を重ね、ノウハウを蓄積して、そしてようやく完成させた、そんなYAMAHAの技術の粋を集めた逸品なのだろう。

ヴィオラだからか、需要がなくてあまり製造されてないのが、非常に残念である。
世界に誇れる、世界に発信できる、日本の優れた技術力の昇華だと思うんだけどなぁ。

ま、あまり海外では、サイレントヴィオラの需要なんてないのかもしれないけども。

おっと、話が逸れた。


何の話だっけ。

カヴァティーナの後は、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007のプレリュード。
これ、こないだまでよりも、各段に上手く弾けるようになってきた。

自分で弾いてて、自分、ちょっと上手いんじゃね? と思えるレベル。
いや、うぬぼれとか思い込みじゃなく。

これもヤマハサイレントヴィオラの効果だ……


ヤマハサイレントヴィオラのおかげで、生楽器でも、楽に音を出すことができるようになってきたんですね。
前は、なんだかんだ言って、かなり頑張って音を出していた。

それが、サイレントヴィオラを弾いた後だと、楽に、それほど苦労せず、力まず、いい音が出せるようになっていた。
やっぱり、ヤマハサイレントヴィオラは、とてつもなくすげぇ……

あきれるほどに、素晴らしい。


それはともかく、バッハの無伴奏プレリュード。
前は、音がところどころスカってしまって、なかなか安定していい音を出し続けることが難しかった。
それが今は、ヤマハサイレントヴィオラのおかげで、最初から最後まで、一定のいい音を安定して出し続けつつ弾きとおす、ということができるようになってきたのである。

す、すごい。
すごすぎる……
ヤマハサイレントヴィオラ様様である。


無伴奏のあとは、無性に懐かしの昭和歌謡が弾きたくなってきた。
サイレントヴィオラでよく弾いていたから、ってのはあるけども。





↑コレ。

コレ、マジで楽しいです。
マジヤバいです。

この楽譜を買ったばかりの頃は、まだ頑張り奏法だった。
でも今は違う……変に力まず、余計な力は入れず、余裕でゆとりを持って「歌うこと」に専念できて、楽に弾けるようになった。

いやぁ……心に沁みる。
どれもいい曲ぞろいだが……
『いい日旅立ち』
『時の流れに身をまかせ』
『秋桜』
『なごり雪』
『時代』
『また君に恋してる』
『川の流れのように』
『卒業写真』
そしてまた最後に『時の流れに身をまかせ』を、それぞれCD伴奏に合わせて弾いた。
まるでカラオケだ……

でも、どれもめちゃくちゃいいぜッ!!
沁みるね。


前よりも楽にいい音を響かせて、心の感じるままに歌えるから、自分で弾いてて、自分、なかなか上手いんじゃね? と思えてくる。

恐らく、間違ってはいまい……
そんな、確信がする。


懐かしの昭和歌謡は、いずれ人前で弾くか……

でも、こういう曲って、人前で弾くとJASRACが何か言ってきたりするんだろうか。
お金取ってなくて、何ら利益を得ていなくても、人前で弾くだけで、「著作権料がどうたらこうたら!」とか面倒くさいことを言ってくるんでしょうか???


ま、仮に本当に人前で弾いたとしても、ここには書かないでおいた方が無難ですね。
録音してアップなんて、もってのほかだろう。


まったく、世知辛い世の中になりましたね。



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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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