マックス・レーガーに魅了される。

マックス・レーガー作曲の、無伴奏ヴィオラ組曲(全3曲)のうち、第1番に取り組んでいる。

第2楽章に魅了されてきた。


第1楽章は文句なしに良かったんだけども、このほど、第2楽章もすごくいいな、と思えてきた。


なんか、3拍子でVivaceと指示されている楽章。
「組曲」と銘打っているから、何らかの舞曲なのかどうか、明確に舞曲の名称は付してないからよく分からないのだけど。
3拍子だから、舞曲っぽいのかな。

テクニック的には、第1楽章のさらに上をいく難しさ。
2重音が多用されているんだけども、これがまた異常に弾きにくい。
さらに、第5ポジションでの2重音が随所に出てくる、という鬼さ。

しかし、全体に漂う、憂鬱な気分が心に沁みる。
もう、心、病みまくってますよね。

第1楽章の、激しい病み方とはまた違って、落ち着いた病み方。
しっとりと地味に、病んでいきます。

全体的にとにかく暗い。
中間部は♭3つになってさらに弾きにくくなるのだが。
今日は、なんだか音楽的に、何を言いたいのかが理解できた気がした。

あっ、こういう曲なんだ、コレは!
っていう気づき、というか。

いや、言葉で説明はできないんですけどね。
なんか、まったく健全ではない、病んだ精神からほとばしり出てくる叫び、それを音楽にしました、的な、半音階進行で意味不明、だけどなんか心にグサッ、と来る。

そんな不思議な良さを持つ曲です。


You tube に一応、演奏はアップされてはいるんだけど、どうもイマイチ、良くはない。
あっさりし過ぎている、というか。

もっと、心を病みに病んで、怨念を込めてねっとりしつこく、粘着質に弾かないと、この曲の真価は発揮されないんじゃないか。
でも、そんな曲とその演奏なんて、誰が聴くというのだろうか。

非っ常~に、ニッチな需要しかない気がする。
ま、どうりで、全然メジャーじゃないしね……


でも、ヴィオラ専用の曲としては、シュターミッツの協奏曲みたいな凡庸で退屈極まりない曲よりも、はるかに内容的に深くて心に刺さる名曲だと思う。


ただ、心が病んでない人からしたら、ただの意味不明でワケ分からない変な曲でしかないと思われる。

流行るワケはないよな……


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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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