ユーモレスクとか。

どうもあまり練習できない日々が続いた。
一応、毎日何かしらは弾くようにしていたものの、たくさんは弾けず。

曲は、なんだか短調の暗い曲に飽きてきたので(春だから?)、長調系の明るい曲を中心に。
ヴァイオリンは、まず『タイスの瞑想曲』
これ、歌う弾き方を鍛えるのにはうってつけですね。
とにかく、「いい音」「綺麗な音」で、連綿と歌い継いでいくのがテーマ。

今日あたり、けっこういい感じになってきた。
楽器がいいと、こういう曲もすっごく弾きやすいというか。
「いい音」を出そう! と頑張る必要がない。
楽器に任せて、楽器の持つポテンシャルを最大限に引き出すよう、自分は余計な頑張りは入れずに、素直に弾いていくだけ。
この「素直に弾いていくだけ」っていうのが、実は言うほどたやすくなかったりする。

変な気負いだとか、変な頑張りだとか、変な差別化を図ろうとしたりだとか……そういう、不要で無用で有害な「意図」が入り込むと、音楽が台無しになる。

タイスの瞑想曲、テクニック的にそれほど高度という曲ではないが、本当にキレイに弾こうとすると実はとんでもなく奥深い。


続いて、ドヴォルザーク作曲、ユーモレスク。
これ、とんでもない難曲です。
出だしの主題あたりは、単音で進行するからそれほどでもないのだが、続いて現れる重音。
これが、鬼。

さらに、短調に転じてからもすさまじい重音の嵐。
これがまた、情け容赦のないロマン的難しさに満ちている。

バッハの無伴奏とはまた違った難しさがある。
ハイポジションでの二重音だとか、二重音でのトリルというのかモルデントというのか。
CDやなんかで聴くと、特に二重音の箇所なんて響きのキレイさに感動して、自分でも弾いてみたくなるものだけども。

聴くと弾くとじゃ大違い。
バッハの無伴奏をはるかに超える、激ムズさ。

以前は、譜読みすらできなかった。
二重音が出てくると、もう音が取れなかった。
どんな音を出せばよいのやら、見当もつかず、音がまったく取れないレベル。

しかし、今は少し違った……
一応、音を取るだけは取れるようになった。
すごくゆっくりと、丁寧に確実に二重音の音を取って進む。
すっごく、指がキツくて弾きづらい……が、ゆっくり遅く取れば、どうにか音は取れるようになった。
すさまじい進歩だ……

とうてい、人前で弾けるレベルではないが、これは地道に続けていけば、いずれはあるいは……?
弾けたら、いいね。
そんな曲。

それから、ゴセックのガボット。
誰でも知ってるこの旋律。
そして、ヴァイオリンの学習者なら、必ず誰でも初期の頃にチャレンジする(させられる?)曲。

改めてこの曲を弾いてみるに。
いい曲ですね。

そして、後半部分の超絶技巧。
鬼の二重音での16分音符(しかもスラースタッカート?)。
タカタカタンッ! というスラースタッカート(っていうのか?違うか?)。

あの辺を完璧にできないかな、というのがテーマ。
あの辺が完璧に弾けたら、人前で弾いてもいい曲ですよね。
誰でも知ってるし。

以前よりも、その辺の超絶技巧が、一応、練習はできるようになった。
昔は、習って数年で弾いたような気がするが、あの辺はかなり適当に誤魔化して弾いたような記憶がある。
何やらそれっぽい、誤魔化し弾き。

しかし、今は違う……
一応、完璧に弾けるよう、練習だけはしてみる。
そして、どうにか練習だけはできるようになった。
弓も弾むし……

でも弾いて楽しい曲ですね、これは。


続いて今日は、ものすごく久しぶりにバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番ホ長調BWV1006から、ガヴォット・アン・ロンドーを弾いてみた。
ゆっくり遅めのテンポで、確実に譜読みしていくと、前に弾いたことがあるため、特に弾き間違えることもなく順調に弾き進めることができる。
さらに。
前はすっごくキツくてツラくてしんどかった重音の箇所が、今日は楽にすんなりと取ることができた。
どうやら、テクニック的にもいつの間にか向上していたらしい。


ヴィオラに持ち替え。
ラフのカヴァティーナ、バッハ無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007のプレリュードあたりを弾く。
プレリュードは、かなり馴染んできて、自分で弾いてて「あれ、自分、なかなかうまいんとちゃう?」と思えるレベルになってきた。
まだ完璧とまでは言えないのだが。

その後はヴィオラ名曲31選から、サン=サーンス『白鳥』、フォーレ『夢のあとに』『シチリアーノ』で終了。
シチリアーノはかなりテクニック的にも難しい曲だったが、地道に練習しているとだんだんと馴染んでくるようで。
今日あたりは、かなりこなれた感じになってきた。
第5ポジションとか、あとフラット系の妙に取りにくい音とか、激ムズポイントがあちこちに散らばっていて弾きにくい難曲ではあるんですが。
ずいぶんと慣れてきて、音楽的に歌えるようになってきた。
でも、どうして毎日、地道に練習しているといつの間にかだんだんと弾けるようになっていくんでしょうか。
グラデーションのように、境目が見えないけど、ずっと前と今を比較してみると、明らかに弾けるようになっていることに気づく。

いつ、弾けるようになったんでしょうか?
とても不思議。


っていうか、とても眠い。
まったく、ゴールデンウイーク開始だっていうのに、ちょっとお仕事関連でゴタゴタがありましてね。
それはもう、たいへんな騒ぎですよ。


全然、ゆっくりできない。
連休明けから、また闘いの日々だね。



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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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