練習の弾き方、本番の弾き方

ここのところ、ほぼ毎日、ヴァイオリンを弾くようにしていた。
歳をとってくるにしたがって、どうも練習しないでいる間に衰える割合が大きくなってきているように感じて。


若い頃は、数日、いや1週間くらい練習しなくても、それほど衰えることもなく、むしろ疲れが取れていい感じだったのだが。


最近、ダメですね。
練習しないでいると、大幅に衰えを感じるようになってきた。
なので、疲れていても、ちょっと頑張って少しは楽器を弾くようにしていた。


曲はコレルリ作曲のラ・フォリアを中心に。
この曲、テクニック的にはさほど難しいこともなく。
ハイポジションは出てこないし、困難極まる重音奏法も要求されない。

しかし、いざチェンバロパートのCDカラオケに合わせて弾くとなると、そう簡単には行かない難曲でもあった。

例によって、リコーダーJPで買った楽譜なので、チェンバロパートのカラオケCDが付属している。
これに合わせて弾くのが、なかなか難しい。
なにしろ、こちらに合わせてくれないしね!

しかも変奏曲なので、変奏によってテンポとかリズム感がくるくる変わるので、一定のテンポで弾き続ければいいというワケにはいかない。
かなり、難儀した。

CDには、推奨テンポの他に、「非常に遅い」と「やや遅い」の2種類のカラオケも収録されている。
最初、「非常に遅い」で弾いてみたが、遅すぎて逆に難し過ぎたッ!!
(T▽T)


あまりに遅すぎると、変奏によっては激烈に合わせにくい。
ある程度のリズム感を伴ってもらわないと……

なので、やや遅いに合わせてみたら、割とうまくいった。
ただ、完璧とは行かなかったが……

16分音符で細かく動くところが時々出てくるのだが、そこを速く弾くのが困難である。
若い頃は弾けたんだがなぁ……
歳を重ねるにしたがって、こういう細かい音を速く弾く、ってのがどんどん出来なくなってきている気がする。
仕方ないので、毎日練習して、少しずつ指に覚えさせている。

でも、そうやってると少しは弾けるようで。
若い頃のように、練習を積んでおくとあとは指が勝手に動いてくれる、というようなことはもはやなくなったが、それでも修練を積むと意志力で少しは弾けるようになる。


でも疲れちゃうけどね!


今日辺りはちょっと疲れちゃって、それでも練習を休むと明日また弾けなくなるしな~、などと考えて、コレルリのラ・フォリアはお休みして、ヴィターリのシャコンヌもお休みして、ヴァイオリン名曲31選の中からモーツァルトのメヌエットを弾いてみた。

この曲、割と好きなんスよ。

まずはゆっくりと確実に音を取る。
16分音符の細かいところも。
最後の方にひそかにハイポジションが出てくるところがまたポイント高し。
いい練習になるじゃねぇか。


一通り音を取ったら、今度はメヌエットっぽいテンポで通して弾く。
う~ん、最後のハイポジションがうまく弾けねぇ~!

そこだけ繰り返し練習。

こういうチャレンジが楽しいワケです。 楽勝じゃつまらない。

練習するときは、重たくしっかりがっつりと音を出して、左手も力いっぱい押さえるんだけど、曲としてテンポで弾くときは、軽く押さえて軽めに弾く。
そうすると、うまっぽく弾ける。


練習の弾き方と、本番の弾き方は違うのだ。


そのギャップがまた、演奏の難しさでもある。


必ず、ゆっくり確実に音程を取る練習の弾き方をしてから、その後に、軽く素早く流れに乗って弾き進む本番の弾き方をする。
練習の弾き方では、音をしっかりはっきりと、重くがっつり出す。
しかし本番の弾き方では、軽く弾くのである。

その両方が必要だ。
どちらか一方だけでは、ダメ。
成立しない。


まあそれはともかく、今日はモーツァルトの後はバッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調から第1楽章ファーストヴァイオリンパートを弾いてみた。

やっぱり、毎日弾いてると、違いますね。
何より違いを実感するのが、4の指(小指)。
小指が強く押さえられるし、動ける。

これって、コレルリのラ・フォリアで16分音符の細かく動くところを頑張って速く弾こうとしていたせいかも。
けっこう4の指も使うんだ、これが。

いつしか鍛えられて、バッハを弾くときも4の指が少しは動くようになっている!


つまらない練習曲を我慢して弾くよりも、好きな曲を楽しんで弾く方が、絶対にいいと思う。
ワタシのようなレイトは特に、別にこれから演奏家になる可能性も絶無なワケだし。

カイザー練習曲とか、必要ねぇっつーの!!

カイザー嫌いなんですよ(笑)
あと、白い教本の後ろの方に載っている、音階練習とかもね!

ああいうの、大っ嫌いで!
クソつまらねぇー!!!


……関係ないけど、森山良子も、練習曲嫌いだったそうですね。
早く舞台で(人前で)歌いたい! っていう、それしかなかったらしい。


練習曲って、本当に必要なのかね???
誰が作ったんだい?
そんなモノ。


でも、ピアノのツェルニー練習曲は好きだったな!
バッハのインヴェンションも!
(弾けなかったけど)

音楽的にも優れていれば、練習曲でもいいんです。
でも音楽的につまらねぇ練習曲は、別に必要ない気がする。

特にカイザー。
おめぇはダメだ。
(でもカイザーが好き、っていう人もいるので、一概には言えない。個人個人の趣味嗜好としか言えない)

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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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