ヴィターリのシャコンヌは楽。

どうも今年は忙しすぎて、ロクにヴァイオリンの練習ができなかった。

年末の多忙さはこれまでで最凶を極めたし。


そんな、なかなか時間も取れなくて体力もないとき。
ヴィターリのシャコンヌを弾く。

あの曲、テクニックの難しさとは反比例するかのように、音楽的には物凄く楽である。
技巧的には、とてもじゃないが弾けたモンじゃないような鬼ムズな箇所が少なからずあるのだが、音楽的にはテンションが低くてとっても楽に弾ける。

ブラームスの雨の歌のような、ハイテンションな歌がないし、モーツァルトのような天上に昇るかのような高い精神性もない。
バッハのような精密さもないし、ベートーヴェンのような高揚もないときた。

あの陰鬱な主題とその変奏が、淡々と続くだけである。

こう、精神的に高まっていくところが、1ミリもないので、弾くのがすさまじく楽。
テクニック的にツラいだけで、弾くのは猛烈に楽である。

音楽的に難しいところも、皆無と言っていい。

だから、発表会で生徒が弾く曲としてよく取り上げられるんだ!
ようやく分かった。

テクニック的には、4の指(小指)や3の指(薬指)をよく使うので非常に良い訓練になるし。
ロマン的な技巧を磨くのにも適している(俺は弾けないが)

でも、音楽的にはすっごーーーーーく、楽。
とんでもなく、楽。

どんなにテンション低い日でも、体力がなくても、やる気がなくても、とりあえず弾ける。

だから、時間があるときはちょこちょことヴィターリのシャコンヌト短調を弾いていた。
あと気が向いたら、その後バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調とか、ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調とか、そういうのを弾いてみたり。
あと稀に、無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ハ長調のフーガを弾いてみたり。

やっぱり、あのフーガはいいね。
のどかで、平和的で。
たまに切なく、時に力強く。
ヒューマンな優しさ、強さ、温かさにあふれている気がする。

バッハのシャコンヌはいい曲だけど、深刻すぎるきらいがあるしね……
疲れちゃう。

ヴィターリのシャコンヌは、いい曲だけどあまり内容がない。
中身は薄い曲だと思うよ。

いや、いい曲ですけどね。
好きなんだけど、どうも内容は薄い。
J-POPとか昭和歌謡とあまり変わらない気がする。

でもまあ、その気楽さが、いいのだが。


弾けないけどね!
(T▽T)




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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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