ハイポジ&機動力の低さ。

無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番ハ長調から、第3楽章ラルゴについては、それほど大きな問題はなく、少しずつ弾けてきている。

やはり問題は第4楽章アレグロアッサイ。
今日も、ラスト近くのハイポジションの箇所について、しつこく練習してみた。
昨日書いたとおり、第1ポジションもしくは第2ポジション(こっちの方が、指使いが同じ)で音程を確かめてから、ハイポジションで1オクターブ上を弾く感じで練習してみた。

さらに、ハイポジションで音程に迷ったとき、ひとつの指針となる事柄がある。

それは、「音の共鳴」である。

これは低いポジションでも同じで、ハイポジションでもまったく同じなのだが、音程が正確に合っていると、解放弦と共鳴し合って、きれいな残響が楽器から聴こえてくる。

音程が微妙に狂っていると、この「共鳴音」が聴こえないから、狂っているな、というのがすぐに分かる。
楽器の響きに耳を澄ませると、楽器自身が、音程の正確さを教えてくれる、というワケである。

ぼくはこのようにして、徐々に「正確な音程」を覚えていった。

今日は、キツいハイポジションではあったが、この「共鳴音」が聴こえるポイントをちょっとつかんだので、恐らくおおむね正確な音程が取れたのだと思う。
とはいえ、まだまだ長い期間の修練が必要だが……


次に、いつものようにヴィオラ。

最初にテレマンの協奏曲から第1楽章と第2楽章をさらって、調子を確かめる。
うん、音はよく出ているな。
ただ、まだまだ上手に弾けない。

どうも、駒の形のせいもあるのだろうが、2番線を弾いたときに、弓が3番線あたりにカスってしまって、余計な音が混じってしまう。
昔はそんなことなかったのだが、今は音を大きく出すために、弓の圧力を弦に掛けているから、弦がたわんでしまって隣の弦に弓が触れてしまうのだろうか。

駒を交換する、というのも一つの手だろうが、なかなか楽器店に行っている余裕がないから、今後の課題だ。

そして、続いてバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調。
今日も、全曲通して弾いてみた。
前回録音時は、基本的に繰り返しは省略していたのだが、今回は可能な限り繰り返しもするようにしてみた。
最終的に、再録音をする予定なので。

それはともかく、どうもこの、最近の弾き方、「左手を強く押さえて音を大きく出す」というのをやっていると、左手指にすごく力を込めて押さえているので、機動力が損なわれる、というのがある。

細かい音型とかで、素早く動けない。
まるで、チェロで弾いているかのように、機動力が低く、重量級な感じだ。

が。

そこが、良いのである。

無伴奏チェロ組曲の、古い録音だと、カザルスをはじめとしてフルニエとか、みんな機動力の低い重量級のチェロで重々しく弾いている。

最近の「ピリオド奏法」とやらでは、そのような重い弾き方はバッハの時代にはそぐわない! みたいに主張して、軽く弾き流す演奏をしているが、


正直、面白くもなんともない。


ロマン的な、重々しい演奏の方が、好きである。

最近、無伴奏チェロ組曲で良く聴いているCDは、ピエール・フルニエの1960年の録音。
これは、Amzonではすでに販売していないようだ……

このフルニエの演奏は、しっとり落ち着いた、柔らかなチェロの音色を存分に楽しめる。
「木のぬくもり」とでもいうような、あたたかなチェロの音が聴ける。

ちょっと穏やかすぎて、眠くなってしまうが、そこがまた、いい。
最近、歳をとったせいか、あまり刺激的な演奏よりも、フルニエみたいに穏やかな癒し系の演奏の方が、好きになってきた。
若いときは、刺激的で目が覚めるような、激しいのが好きだったのだが……

需要というのは、年代によってもいろいろなのかもしれない。


それはそうと、実は明日から、秋田県の玉川温泉に泊まりに行くため、1週間程度は練習できなくなる。
旅館に楽器を持ち込んで、という手もなくはないが……そこまですることもないだろう。

1週間後には、多少は衰えているだろうなぁ……


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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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