こ、これがYAMAHAの技術力か…!?

ヤマハサイレントヴィオラの件です。





こいつは……スゴい。


どこぞの某エレキヴァイオリンのときは、30分も弾いていると電子音のブビブビ音に神経が苛立ってきて、頭が痛くなって非常に不快な気分になり、弾いていられなかった。
あぁ~、もういいや、っていうか、もうダメだわ。
ってな感じだった。


ところが、ヤマハサイレントヴィオラは、全然違った……
別世界、別次元だった。

弾いても弾いても、イヤにならないどころか、もっと弾きたい、もっとこの音に浸っていたい……という、まるで生ヴィオラの時のような感覚が、そのまんまあるではないかっ!!


なんだコレはッ!!!
電子の革命だな、もはや。


ちなみに、念のため説明しておくと、サイレントヴィオラとかサイレントヴァイオリンという名称は、YAHAMAの登録商標です。
ヤマハサイレントヴィオラというのは商品名で固有名詞であり、一般名詞で言うところのエレキヴィオラに含まれる、ということ。

だからまあ、エレキヴィオラと言っても別に構わないのだが、ここではあくまでYAMAHA製品の素晴らしさを語っているので、サイレントヴィオラと呼ばせてもらう。


今日は日曜日ということで、昼間っからヴァイオリンを弾き。
といっても昨日、弾きすぎたのでユーモレスク、バッハのヴァイオリンソナタ第2番イ長調BWV1015全楽章あたりで終わりにしておいた(これでも多いかも?)。


休憩の後、生ヴィオラでラフのカヴァティーナとか、バッハ無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007の全曲とか、ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ第2番ニ長調BWV1028の第1・2楽章とか、あと久しぶりにシューベルトのアルペジョーネソナタの第1楽章とかを練習して。

夜中になってから、おもむろにサイレントヴィオラ。

もうね、調弦で音出すでしょ。
ここから、低音弦の響きの深みに、シビれますわ。


クラシック系の、フォーレ『夢のあとに』『シチリアーノ』とかを弾いてみる。
生ヴィオラとは少し感覚が違うものの、エレキヴァイオリンのときのような、弾いているうちにイヤになってくる感覚はなく。
むしろ、これはこれでなかなかいい味わい。

フォルテのときに、音が出ていないような感じがするのは、楽器本体が振動する感覚がないためだ。
そこがちょっと拍子抜けしてしまうのだが、弱音はかなりいい感じに出ますね。

『夢のあとに』は、弱音で歌うところが出てくるけど、ああいうところが意外にイケる。
昨日、電子楽器はニュアンスが付かない、みたいなことを書いたが、そうでもないかも。

意外に、弱音のニュアンスが、出ること判明。
すごいです。
これがYAMAHAの技術力の高さか……。


クラシック系のあとは、懐かしの昭和歌謡を弾いてみた。



↑この中から、いろいろ弾いてみたのだけど。
特に、さだまさしの『秋桜(コスモス)』あたり、弱音であの物憂げで悲しげな名旋律を奏でると、何やらすっごくいい感じに雰囲気が出るではないか。

う~ん、すごい。
電子楽器なのに、これほどまでに微妙なニュアンスもつくとは。

しかもですね~、弾いてて全然、イヤにならないんですね。
頭痛くならない。

さすがはYAMAHA。
よ~く考えて、作り込まれています。
その技術力の高さに、脱帽ですね。

すごい。すごすぎる。

これほどすごい製品が、需要がなさ過ぎるのか、納品まで1ヶ月以上も掛かる、とか。
ヴィオラだから需要がないのか。

ヤマハサイレントヴァイオリンの方なら、それなりに売れているのだろうか。


前に買った、どこぞの某エレキヴァイオリンは、もう二度と弾くことはないな……
だって、30分も弾いてると頭痛くなってきて不快な気分になってくるんだもん。
そんな楽器、弾けるワケないじゃないですか。
思い出すだけで吐き気してくるし(事実)。


これから旅行のときは、ヤマハサイレントヴィオラを持ち込んで、ヴィオラ三昧だな……

ヴァイオリンの方は練習しなくてもいいかな。
どうしてもヴァイオリンを旅先で練習したいのなら、ヤマハサイレントヴァイオリンも買うしかあるまい。

……と思ってAmzonで検索してみたら、ずいぶんと種類があるのね。
SV250(高い!)とか、5弦のSV255? 5弦のなんていらねー!
SV130にSV150、SV104なんてのもあるなぁ。

アンプが内蔵じゃなくて外付けだったり、肩当が自由に選べなかったり、いろいろ問題はある模様。
どれがいいんだろう。

サイレントヴィオラだけあれば、別にいいか……

目的は、がっつり真剣に練習することじゃなくて、旅行先とかでちょっと楽器を弾いて、少しでも弾く力が衰えないようにするため、だからねぇ。


……にしても、某エレキヴァイオリンは、安もの買いの銭失いそのものだった。
最初からYAMAHAにしときゃ良かったよ……


実はこれは、生ピアノと電子ピアノにも同じようなことが言える。
中途半端な安電子ピアノだと、弾いてもまったく気分が乗らないんですね。
弾くのが苦痛にさえなってくる。
といっても、使える電子ピアノには出会ったことがないので(そもそも、そんなに何度も買わないし)、何がお勧め、とかはわかりません。
お店でしつこく何度も試奏して確かめるしかないかも。


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ジャンル : 音楽

ヤマハサイレントヴィオラを買ってみた。

ヤマハのサイレントヴィオラを買ってみました。



いや、実は3月20日に注文はしたのですが、どうも需要がなさ過ぎて製造していなかったのか、受注してから製造していたのか、今日まで時間が掛かってしまっていたのでした。


しかし。
価格の高さ、納入までに掛かった時間……それらを軽く凌駕してしまうほど、その商品としての質は高かった!


Amazonのレビューにも書き込んだが、電子音のハズなのに、音色がめちゃくちゃいい。
良すぎる。

まるで本物のヴィオラみたいな、深みのある低音、艶やかな音色。
す、すごい……

ちょっと音出ししただけで、シビれた。
しかも、どこぞのエレキヴァイオリンとは全然違って、音を出しても神経が苛立たない。
電子音のハズなんだけど、ちっとも不快じゃないんですね。

すごすぎる。

むしろ、いい音すぎて、音色に魅せられてしまって、もっと弾きたい、もっと音を聞きたい! という気分になってしまうくらい。
どこぞの安エレキヴァイオリンとは、別次元でした。

さすがはYAHAMAの技術力です。
伊達に値段が高いワケではない。
価格の高さに見合うだけの、本当の価値があった。

まったく後悔はしていない。むしろ満足しか、していない。

試しにバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007のプレリュードとかを弾いてみても、まったく違和感なく弾けるし、むしろ弾いてて楽しいくらい。
フォーレのシチリアーノとかも、生楽器よりもすんなりといい音で弾けて、かえって弾きやすい。

電子楽器って、生楽器にある変なクセが、ないんですよね。
木で出来た本物の生楽器は、楽器ごとに妙なクセがありまして、それが個性になっていてかえって良かったりもするんですが。

ワタシが使っている愛器のヴァイオリンもヴィオラも、どちらもドイツ製ですが、やっぱりクセがあります。
すっごくいい音がする反面、何やら異常に弾きづらい面も持っていて、それにどう対処するか、どう扱うか……という辺りに苦慮するところが、まるで人間を相手にしているかのような。
そんな、アナログな感覚が、生楽器にはリアルにあるワケです。

そこがまた魅力でもあるのですが。

でも、電子楽器には、そういう変なクセがまったくありません。
だから、生楽器に比べるととても弾きやすい。
いい音も、すんなりと苦労せずに出ます。

まあ、苦労せずにいい音が出るなら、それに越したことはないんだけども。

しかし、電子楽器の電子音は、たとえそれがすごくいい音だったとしても、生楽器と比べると、どうも精妙なニュアンスが付かない。

本物の生楽器だと、微妙な弓の圧力とか、左手指のヴィヴラート加減とか、何だとか、言葉では言い表せない微妙なところで、なんだか絶妙な音色の違いというか、精妙なニュアンスの違いが付くんですね。
それが、イマイチ電子楽器だと、出ない。
いつも、同じような音になってしまう。

それは、音色の優れたヤマハサイレントヴィオラであっても同じです。
やっぱり、いくらYAMAHAの技術力が非常に優秀であっても、最終的には生楽器にはかなわない。
それは強く感じます。


なので、やっぱり生楽器で練習しまくり。
でもヤマハサイレントヴィオラは、本当に音が小さいようで、急に生ヴァイオリンに持ち替えて音を出すと、すさまじく大きな音が出ているように感じてしまう。

あれ、ヴァイオリンってこんなにうるさい音が鳴り響いていたんだっけか?
と思ってしまった。

まあ、音色がいいから、大音量で鳴り響いていても苦にはならないんだけど。
しばらく弾いていると、すぐに慣れるし。

今日はまずタイスの瞑想曲、ユーモレスク、ゴセックのガボットあたりを弾いた。
ユーモレスクは、自分でも驚くほどクソ難しい重音が、前よりも弾けるようになってきた。
和音が合うようになってきている……すごい。
弾きながら、和音が合うと、心に沁みて感動してしまうんですよね。

あぁ……これを淀みなく、スムーズに止まることなく、心に響く和音で弾き切ることができたら、すっごくいいんだけどなぁ。
人前で弾けるレベルまで行けるだろうか?

今はまだ、そこまでは達していない……


その後はバッハのヴァイオリンソナタ三昧。
第2番イ長調BWV1015を第1楽章から第4楽章まで譜読み。
弾けば弾くほど、この曲を好きになっていく。
やっぱりバッハは、CDとかを聴くよりも、自分で弾いた方がその良さにハマる気がする。

続いて第3番ホ長調BWV1016を譜読みしてみたが……
この曲を真面目に譜読みするのは実は初めてだったりする。

一口に言って、激ムズである。

#4つは、やはり譜読みが激烈にしんどい。
第1楽章を最後まで譜読みできずに、第2楽章も手を付けてみる……が、これも途中で挫折。
キレイな曲なんだけどね……譜読みが鬼すぎる。
いかにもバッハっぽい。

なんだか不完全燃焼になってしまったので、第1番ロ短調BWV1014を全楽章、久しぶりに弾いた。
かつてこの曲をさらっていた頃は、まだ楽器の構え方が安定していなかった。
今、安定した構え方を80~90%くらい習得した状態で弾くと、以前とは全然、違う。

前よりも、余裕を持って弾ける。
ゆとりを持って、音楽に取り組める。

CDとの合わせ、音の出し方、細かい音符を的確に弾いていくこと……あらゆる面において、前よりも明らかに向上している。

前は構え方が安定していなかったから、CDと合わせるのも一苦労で。
CDのチェンバロパートをよく聴いてる余裕がなかった。
あと、長い音を出すときの、音の出し方。

安定した構え方だと、音を出すために気張る必要がまったくない。
むしろ弓を弦に預けて、体を楽にして楽器の響きをそのまんますんなりと出させてあげる感じになる。

これが以前は、構え方が安定してないからイマイチ楽器の響かせ方もうまくいっておらず、音を出すために頑張ったり、変な不要な力が入ってしまったり、無駄に疲れていた。
それが今は、楽に弾けるようになった。
無駄に疲れなくても済むように。

すごい進歩だ……


とはいえ、さすがに4楽章までCDに合わせると、疲労を感じてきた。
すかさず、ヴィオラに持ち替え。
サイレントではない、生ヴィオラ。

曲はやはり、バッハのヴィオラ・ダ・ガンバソナタから。
第3番ト短調BWV1029の第1楽章。
なんだか、サイレントを弾いた後だと、テクニック的に楽になっている気がする。
電子楽器のクセのない感じで弾いた後だと、その弾き方を体が覚えていて、生楽器になったときも、サイレントの時のような音を出しやすい弾き方で弾いてしまう。
その結果、ちょっとクセのある生楽器でも、すんなりと音を出せるようになっている、みたいな。
そんなような感じがする。

ものすごく頑張らなくても、音が出せるような。
でもこれ、いい曲だね……
カッコよすぎる。

その後は、やはりヴィオラ・ダ・ガンバソナタの第1番ト長調BWV1027から第1楽章と第2楽章を譜読み。
これも、弾けば弾くほど、好きになっていく。

これら、ヴァイオリンやヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガートチェンバロのためのソナタ群って、無伴奏ほどのインパクトや派手さはなくて、どっちかっていうと地味で良さが分かりにくい系列だと思うんですけど。
自分で弾いてみると、あと歳をとってくると、なんだかすっごくいい曲に思えてきました。

まあ、今まで、良さを分からないまま来ていただけだったんでしょうけども。


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ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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