やっぱりクラシック音楽の偉大さ

ヴァイオリンでさんざん、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043(通称ドッペル)を合わせたら、目が回るというか頭がクラクラしてしまって、さすがにベッドに倒れ込んで少し眠った。

その後。


夕飯をしたためたり風呂に入ったりしてゆったりしてから、おもむろにヴィオラ開始。
やっぱり、ヴィオラも少しは弾いておかないと、弾けなくなっちゃうので。


んで、ヴィオラで何弾くかな~、っていうとき。

やっぱり中島みゆきだぜ~っ!
……とは、ならなくて。


クラシックに回帰する。
と、いうのはですね。
中島みゆきとか、昭和歌謡、J-POPもすごくいいのはいいんですが。
ヴィヴラートを激烈にかけて猛烈に歌い込む曲ばかり弾いていると、テクニック的に乱れてくるんですね。


落ち着かないというか、地に足が付かないというか。
テクニックの安定性が、損なわれてくるのを感じる。

なので今日は、初心に帰ってまずはラフのカヴァティーナ。
それからバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調からプレリュード、アルマンド、クーラント。


バッハのいいところはですね、演奏テクニックの維持管理に適している、という点ですよね。


ワタシはレイトということもあって、練習曲とか、大嫌いだしほとんどやってないんですよ。
今更やりたくもないですし。

しかし、バッハの曲は、弾くだけで基礎的なテクニックの訓練に必要な要素を的確に満たしているところがある。

これはすげぇです。

この辺は別に、ワタシの個人的見解でもなんでもなく。
世界的チェリストのミッシャ・マイスキーが20年くらい前にテレビで言っていたのだけれど。

どうしても移動とかで練習時間が取れないときでも、バッハの無伴奏だけは弾くようにしている、という。
なぜなら、基礎的訓練に必要な要素が、過不足なく盛り込まれているから、みたいな。

そんなようなことを言っていた。
それは、ワタシのようなただのレイトの素人が弾いてさえ、同じように感じるワケなんですね。
バッハの無伴奏、マジで神ですよ。

音楽的にも、感動的でとてつもなく優れていて、さらに基礎的訓練にも最適で、毎日弾くのにうってつけ、だなんて、バッハってマジで音楽の父どころじゃなくて、音楽の神なんじゃないの? と思っちまいます。


ヴィオラだけじゃなくて、ヴァイオリンの方だって、無伴奏ヴァイオリンのパルティータのうち、第2番ニ短調は、無伴奏チェロ組曲と似たような性格を持っている。
ただし、最後のシャコンヌは難し過ぎて除外するけども……


無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004の、最初の4曲、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグは、基礎的訓練にホント最適な内容になっている、と今更ながらに思います。

だから、今でもちょこちょこ弾いている。


前に、先生について習っていた頃、どういうワケか、先生がこの4曲をアルマンドから順番にやっていけ、と指導していたんですよ。
でもワタシはバカで派手好きで目立ちたがり屋でしたから。
シャコンヌみたいな、重音バリバリのド派手な曲を弾きたがるワケです。
まあ、パルティータ3番のガヴォット・アン・ロンドーは弾きましたけども。

でも、なぜか先生の推しは、パルティータ2番のアルマンド、クーラントあたり。
なんで?
あんな、つまんない曲!

って思ってたら。
今になって、その意図がよ~~~く、分かりました。

実に、基礎的な訓練が程よく盛り込まれた、素晴らしい練習曲になっています!
しかも、ただの練習曲とは違って、深い哀愁を湛えて情感豊かな味わい深い曲だし。


いや、マジでバッハって何なの?
神なの??


すごすぎるわ。


そんなバッハの偉大さ、すごさに、背筋が凍る思いすらした日曜日。
明日からまた仕事だぁ~、もう寝よ。


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やっべ、マジ楽しいコレ……

昨日ご紹介した『ヴィオラで/「また君に恋してる」「ハナミズキ」 (CD・パート譜付)』ですが。




マジ楽しい……
今日はCDに合わせて弾いてみたッ!

まだ届いて3日目くらいなんだが、それほど難しくはないため、もう弾けてきたようなので。
まずは中島みゆきの『時代』から……


♪( ̄O ̄;)今はこぉ~ん~なぁ~にぃ~かなぁ~~しくて~なみぃだぁも~か~れぇ~はてぇてぇ~~……


こ、これは……
カラオケで歌ってるのと、あまり変わらねぇ!!
(T▽T)!!


合わせるのは、クラシックの例えばシューベルトのアルペジョーネソナタとかのような難しさはまったくなかった。
カラオケで歌ってるときのように、楽に合わせられたッ!!

テンポも、それほど速くなかったし……とても合わせやすい。
すっごく、いい!!


マジ楽しい!!


ただ、中島みゆきは、猛烈にヴィヴラートかけないと雰囲気出ないので、猛然とヴィヴラートかけまくって強烈に歌い込む。
そうすると、やはり肩当が少しズレているんですね。

これはいかんなぁ、と思って、肩当がズレないように気を付けながら3回くらいはCDに合わせて弾いた。

最後には、肩当がズレずに弾けるようになってきた。


カラオケみたいですごく楽しいので、次に『時の流れに身をまかせ』もCDに合わせて弾いてみた。

うわっ、すごくいいッ!!
(T^T)


♪( ̄O ̄;)とっき~の~なぁがぁれぇ~にみぃ~を~ま~かせぇ~(まーかせー)、あなたぁ~の~いぃろにぃ~そぅめ~られぇ~(そっめーられー)、一度ぅ~のぉ~~~じぃんせぇいっそぉれぇさえぇ~~捨てるぅこっとぅもかぁ~まぁわぁないぃ~~~~だぁかぁらぁぅお~ね~がいぃ~~そっばぁに~おいてねぇ~~~いンま~は、あ~なた~しか、あ~いせ~ないぃ~~~……


(T▽T)沁みるね。
昭和歌謡。



もっとやりたい!
ということで、『川の流れのように』
これは、ヴァイオリンバージョンを5度低くしただけで、指使いがまったく一緒だった。

なので、いきなり初見でCD合わせ♪

全然、弾ける!!

ヴィオラはヴァイオリンよりも音が太くて深くて、独特のいい音で歌える。
これはこれで、すっごく良い味出してる……

いいね。

ヴィオラのいい音が堪能できるよ。


え~と、懐かしの昭和歌謡の後は、ちょっとクラシックに戻りたくなるもので。
サン=サーンス『白鳥』、フォーレ『夢のあとに』『シチリアーノ』を弾いてみる。

昭和歌謡を熱唱した後だと、白鳥がまた歌いやすい。
音がビンビン出るね!

フォーレは相変わらず弾きづらくて難しいものの……だんだん馴染んで弾けてきてはいる。


次にバッハの無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードも弾いてみたのだが。
これ、意外に難しいですね。

何が難しい、って、音を響かせるのがとても難しい。
とにかく、音が響きにくい曲。

昭和歌謡だと、ヴィヴラートかけまくってブンブン音を響かせることができたんだけど、バッハになると途端に、16分音符の連続じゃないですか。
ヴィヴラートをかけまくる、という感じじゃないし、ひとつひとつの音も短くて、伸ばせない。

音を響かせるのが、非常にやりにくい曲なんだな、と改めて思った。
これまでは、あまり音を響かせずに軽く弾いていたから、バッハもそれほど苦にならずに弾けていたのかもしれないが。

なんだか、「歌う」曲をがっつり弾いて、「音を響かせる」弾き方をした後だと、すっごく窮屈で弾きづらい印象を受けた。

これが、バッハの難しさなんだろうか……?

今まで気づかなかったよ!
(^-^;)……


まあ、それだけじゃなくて、バッハ無伴奏チェロ組曲はずーっと前から弾いてる曲だから、前のダメな構え方時代の悪いクセがつきまくっていて、そのクセがついつい復活してしまうので弾きづらい、っていうのもあるかもしれない。

いやむしろそれだろう。
最近になって譜読みしたシューベルトアルペジョーネソナタとか、昭和歌謡とかは、安定した構え方で楽器がズレずに弾けるから。

一度、悪いクセがつくと、それを払拭するのには多大な労力と膨大な時間が必要とされる。


だったら、多大な労力と膨大な時間を掛ければいいだけのこと。

これから1年、2年、5年、10年と続けていけば、いずれは悪いクセを取り去ることができるハズ。


人間、諦めないことが肝心だ。



ところでヴァイオリンの方なのですが、どうも弓の毛が寿命なようで……
音がガサついてどうしようもなくなってきた。
弦を張り替えても改善しないため、毛替えが必須っぽい……なにしろ、買ってから一度も替えてないから。
2年と3か月くらい、替えてない。

そりゃ、ダメになるよね……
でもなかなかヒマがなくて。

あと、弓だけじゃなく、楽器の方も調整が必要なのか、ある特定の音だけがうまく出なくなった。

2番線で2の指でドを弾いたときだけ、音が割れるというか、まっすぐちゃんと出ない。
同じ2番線で、解放弦、1の指、3の指、4の指だとちゃんとまっすぐキレイに音が出るのに、2の指でドのときだけ、音が割れてゴリゴリ雑音を発する。
ド#だと、雑音は出ずにちゃんと音が出るから、どうもドだけが響かないみたいで。

これ、魂柱の位置か何かが悪いんでしょうかね。
ちょっと一回、見てもらわないと……



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やっべ、いい曲だらけだ…Σ( ̄□ ̄;)!!

Amazonで、ヴィオラ用の楽譜をポチってみた。

これ↓




『ヴィオラで/「また君に恋してる」「ハナミズキ」 (CD・パート譜付)』というもの。

別に、『また君に恋してる』と『ハナミズキ』しか収録されてないワケではなく。
曲目は次の通り。


1また君に恋してる アーティスト: 坂本冬美(作曲: 森正明 作詞: 松井五郎)
2川の流れのように アーティスト: 美空ひばり(作曲: 見岳章 作詞: 秋元康)
3ハナミズキ アーティスト: 一青窈(作曲: マシコタツロウ 作詞: 一青窈)
4上を向いて歩こう アーティスト: 坂本九(作曲: 中村八大 作詞: 永六輔)
5いい日旅立ち アーティスト: 山口百恵(作曲: 谷村新司 作詞: 谷村新司)
6卒業写真 アーティスト: 荒井由実(作曲: 荒井由実 作詞: 荒井由実)
7時の流れに身をまかせ アーティスト: テレサテン(作曲: 三木たかし 作詞: 荒木とよひさ)
8知床旅情 アーティスト: 加藤登紀子(作曲: 森繁久彌 作詞: 森繁久彌)
9天城越え アーティスト: 石川さゆり(作曲: 弦哲也 作詞: 吉岡治)
10秋桜 アーティスト: 山口百恵(作曲: さだまさし 作詞: さだまさし)
11なごり雪 アーティスト: イルカ(作曲: 伊勢正三 作詞: 伊勢正三)
12時代 アーティスト: 中島みゆき(作曲: 中島みゆき 作詞: 中島みゆき)


♪( ̄O ̄;)あっさっつ~ゆが~まね~ぇくぅ~……ひっかっり~を浴びて~……



これ、意外にクッソ良かった。
好きな曲ばかり!!


♪( ̄□ ̄;)いまはこぉ~ん~なぁ~にぃ~かなぁ~~しくて~なみぃだぁ~も~か~れぇ~はてぇてぇ~……
♪( ̄o ̄;)もぅ~二度と~笑顔にぃはぁ~なれそぉ~も~ないぃ~け~ぇどぉ~……


いいっスよね……昭和歌謡。
特に好きなのは、『また君に恋してる』『時の流れに身をまかせ』『秋桜(コスモス)』『時代』あたり。
他もいいけども。


弾きながら、脳内で歌っちゃうよね。


でも、こういう曲をそれなりにうまく、自分で幻滅しない程度に弾けるようになったのは、ここ最近のテーマだった「安定した構え方」がかなり身についてきてから。

以前までだと、楽器の構えが不安定なため、歌うことに集中できなくて、こういう「歌」メインの曲を上手に弾くことができなかった。
ヴィヴラートをかけて猛烈に歌い込むときに、前は楽器がズレてしまって、とてもじゃないが弾いてられなかった。

今は、違う……
まあ、ヴィオラでは、ヴァイオリンとは違ってまだ完璧とは行かず、微妙に安定しきれていない部分があるのだけれど。
その辺の、より安定した構えを馴染ませるための訓練として、こうした「歌」メインの曲を弾くのは、とても有効だと感じる。

あまり、指使い的に難しくないですしね……
しかし、昭和歌謡やJ-POPって、リズムが異常に難しいですね。
聴いてる感じだと、何となくそういうモノとして覚えちゃってるけど、譜面に起こすと、リズムが異様に複雑怪奇。
やたらとシンコペーションが多くて、拍節の頭に音符がない、というのが激烈に多い。
そして妙~にリズムが複雑極まりない。

耳で聴いて、覚えて口で歌う分には苦にならないのに、譜面に起こされて、楽譜を見て楽器で弾くとなると、リズムの異常な複雑さに辟易する。

まあ、一回、地道に丁寧にリズムを取って、慣れてしまえばそれほどでもないのだけれど。
中島みゆきの『時代』なんて、楽譜で見ると3連符の連続で、クラシックの楽譜のようなつもりで普通に譜読みすると「あれ、こんな曲だったっけか?」って思うんだけど、弾き込んでいくうちに、フレーズの区切りというか、なんというか。
ああ、そうか、そういうことだったのか!
と突然、分かる。

こういう風に書かれている曲を、歌うとああいう風に聞こえるワケですかそうですか!
と妙に納得したり。


でも、正直に言って、中島みゆきってクラシックの曲より、いいかも……
恐らく、300年後くらいになっても、中島みゆきは残っている気がする。


♪( ̄O ̄;)かっぜぇの~なっかぁのっすぅ~ばるぅ~……

♪( ̄□ ̄;)むぅ~ぎにぃ~つぅ~ばさぁ~はぁ~なくぅ~~~てもっぅ~ぅうぅ~たにぃ~つぅ~ばさぁ~がぁ~あるぅ~~のなら~……

♪( ̄o ̄;)どこに~いぃ~たぁ~ぁの~生きて~きぃ~たぁ~ぁの~遠い~そぉらぁのぉしたぁ~二つ~のぉ~もぉ~のぉがったぁり~た~~~ての糸ぅはぁ、あぅなたぁ~~~~~ぃよ~~~この糸ぅはぁわ~たしぃい~~~おぉりぃなぁっす~ぬぅのはぁ~いぃつぅかぁだれぇ~ぇかをぉ~~あたため~うる~かも~しれなぁい~~……


それこそ、バッハとかモーツァルトとか、ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーその他と肩を並べて、中島みゆきもクラシック音楽になっているんじゃないか、という。


あと何気に、久石譲(ジブリ系)も残ってる気がする。
あと桑田佳祐(サザンオールスターズ)とか、松任谷由実(荒井由実)とか。


♪( ̄O ̄;)そっつ~ぎょお~しゃっし~ん~の~あのひとはぁ~……


洋楽でも、ビートルズなんてもはやクラシックの域に片足突っ込んでるじゃないですか。
ディズニー系も、シャーマンブラザーズの曲は超絶名曲すぎてすごすぎるし。
ディズニー系で特に好きなのは、チム・チム・チェリーとIt's a small world。


良すぎるね。


ディズニーランドに行って、アトラクションのIt's a small worldの前を通りかかると、あの曲が流れてるじゃないですか。
んで、曲の中で、あの主題をコントラバスが♪ボンッ、ボボンボン、ボンボンボンッ、ボンッ、ボボンボン、ボンボンボンッ、ボンッボボンボンボンボンボンッ、ボボボーン、ボーン、ボーン……とかって弾く場面が出てくるんですよね(合ってるのか?)。

あそこが特に好きなんですよ。
なんか、シューベルトの『ます』でコントラバスが主題を弾くところに似ている。
あれを聴くたびに、「ええなぁ~♪」と一人だけ、悦に入っている、という。



……あ~、なんかヴィオラの弾きすぎで、左肩が痛い。
ヴィヴラートを猛烈にかけると、肩当が左肩に当たって擦れて、皮膚が痛いんですわ。



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フォルテで歌うとき

今日もすっごく疲れてダルくて眠かったのだけど。
練習だけはした。

ヴァイオリンは簡便に『花は咲く』『川の流れのように』、バッハ無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調のアルマンドだけ。
アルマンドは、ずいぶんと弾けてきた。

何より、「安定した構え方」でずーっと最初から最後まで弾きとおすことが、容易にできるようになった。
これはすごい……

ようやく、憧れのプロに近づいたぜっ!
……と言っても、今からプロにはなれませんけどね?

You tubeとかで見ても、プロの人って、弾いてる途中で楽器がズレてきたり、ってのがまったくないじゃないですか。
ずーっと、同じように楽器を構えたまま、楽器は固定ですらすらすいすいと弾き進めている。

ああいう風になりたいワケなんです。

ヴァイオリンでは、それができてきた。
すげぇ……


それはともかくヴィオラ。
ヴィオラは楽器がデカいせいか、まだヴァイオリンほどには安定した構え方に馴染めていない。
しかし、左肩を前に出す、左ひじも少し内側に入れる、という基本は同じ。

特に、左ひじを内側に入れる、というのは楽器の安定に非常に有効である。
これを心がけるだけで、楽器の安定度が各段にアップしますね。


それと、昨日も書きましたが、ヴィオラを弾くと疲れが取れます。
体が、穏やかになるというか。

神経の苛立ちが、収まりますね。


それは置いておいて、曲の方。
今日はカヴァティーナはお休み。
毎日、同じ曲を弾いていると飽きてくるんですよ。

ヴィオラ名曲31選から、サン=サーンス『白鳥』、ブラームスのワルツ、フォーレの『夢のあとに』と『シチリアーノ』
バッハ無伴奏チェロ組曲第1番ト長調からプレリュード、アルマンド、クーラント。

ここで『白鳥』を特に取り上げます。


この曲、めっちゃ「歌う」曲です。
んで、最後の方はけっこうフォルテ気味で猛烈に歌う場面が出てくる。

そこを、どう弾くか?
がテーマ。


その昔、下手くそだった時代には、フォルテで歌う、となると、ものすごく頑張って力んで、力入れて弾く感じになっていた。
そのたびに、先生からは「違う」とダメ出しをされつつも、何がどうダメで、どうすればいいのか、さっぱり分からなかったんですね。

でも、今日は、急に分かった……

どう弾けばいいのかが、分かったんです。


結論から先に言いますと。
フォルテで歌うところは、一口に言って、「楽器を響かせる」ということ。


いくら自分が頑張って力を入れて、フォルテにしようとあがいても、楽器が響かなければ、お客さんに大きな音は届かないワケです。

しかし、楽器がビンビン響いて、会場に音がぐわんぐわん反響しまくれば、当然、お客さんには大きな音が伝わります。

だから、フォルテで(強く)弾く場面では、自分が力を込めても意味がない。
楽器を響かせる、鳴らすことが必要なんですね。

楽器を響かせるには、力を込めてはむしろいけなくて。

こちらの体はどっちかというとリラックスして。
楽器に音を預ける。
音を鳴らすのは、楽器に任せて。
音を鳴らすのは、楽器の仕事。

自分は、その音をコントロール、マネジメントする役割に徹する。

楽器が、ぶおんぶおん響くのに任せて、音出しを預けてしまうんです。
だから、余分な力を込める必要なんてまったくない。

ただ、音の出をマネジメントしなきゃいけないから、そのための技術は必要となります。
その大前提として、左手指の押さえる力の強さ、が基本になる。

ヴィオラはヴァイオリンに比べて弦が太いし楽器が大きいから、左手指で押さえる力は何倍も要求されます。
ヴァイオリンでは、それほど強烈に押さえなくても、いい音は出るんですよ。
でもヴィオラではそうはいきません。
ヴァイオリンと同じ感覚で押さえていたら、弦の激しい振動に負けて、押さえが緩んでしまって音がスカります。

だから、ヴァイオリンよりも強烈に強靭に押さえていないといけない。
左手指は強靭に押さえてガッツリと弦を固定しつつ、右手の弓を動かして、楽器をブンブン、ぐわんぐわん、ぶおんぶおんと鳴らしていくのが、フォルテの弾き方。

木でできた楽器本体が、ブルブル、ジンジンと振動しまくるのを体で感じる。

だから、強い音を出そう、フォルテで弾かなくちゃ、と思って力を込めたり力んだりするのは、大間違いだった、ということですね。


だからと言って、単純に力を抜けばいいワケでもなく、とにかく「楽器を響かせる」「楽器を鳴らす」ということに尽きる。


だから、楽器が響く感覚がまったくないエレキ楽器は、初心者・初学者が演奏技術を習得するために使うのには全然、向いていない、ということが確実に言えるのですね。


……俺なんか、そこに開眼するまでに30年ほどもかかったわけだ(笑)

( ̄▽ ̄;)……


(;´д`)トホホのホ。



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疲れた日こそヴィオラ?

今日もかなり疲れて……。


明日も早い。
うげぇー。


ヴァイオリンは、『花は咲く』『川の流れのように』の後、無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調のアルマンドを弾いて終了。

疲れちゃってあまり弾けないときでも、易しい曲を1回通すくらいはやっておかないと、何も弾けなくなっちゃうので。
アルマンドは、ずいぶんと馴染んで弾けるようになりつつある。


続いてヴィオラ。
これがまたキツい……のだが、何でしょうね?

ヴィオラの音って、なんだか癒されるというのか、神経が落ち着くというのか。
疲れて苛立っていたのが、気分すっきりしてくるんですね。

ヴァイオリンより、その効果は高い……
これは、やめられませんね。

曲としては、ラフのカヴァティーナ(謎の海外教本バージョン)から始まって、ヴィオラ名曲31選の中から、サン=サーンス『白鳥』、ブラームスのワルツ(?)、フォーレ『夢のあとに』そして『シチリアーノ』など。

フォーレのシチリアーノは、すっっっごく前に発表会で弾いたことがあったハズ。
しかし、例によって何も覚えていない……
弾いたハズ、という事実しか記憶になく、どうやって弾いたのか、弾いた記憶がすっぽりと、ない。
ちょうどシュターミッツのヴィオラ協奏曲を弾いたあたりと時期的に近い。

あの当時は精神的暗黒時代で、必死に無我夢中で、暗闇の中を手探りで進んでいっているような精神状態で生きていたから、記憶に残らなかったらしい。


まっ、そんな過去のことはどうでもよくて、今回弾くにあたって。
まずは脳内で、「こんな音で弾きたいなぁっ!」という音をイメージして、脳内にシチリアーノのあの旋律を流していく。
ヴィオラの、低くて渋い音色で、あの曲が流れている様を頭の中でイメージする……

それから実際に弾き始めるワケです。
そうすると、出るんですよ。
イメージ通りの音が!!

(T▽T)


沁みるね……
こういう音で弾きたかったのよ……
前は、こんな音、出せてなかったっけなぁ……

ヴィオラ特有の、低くて渋い音色で、ちょっと枯れたようにあの出だしを弾くワケです。
う~ん、説明不能に、いいですね。

ただし、この曲、異常に難しい。
半分くらいまで譜読みしてみたけど、全然弾けねぇ!

Σ( ̄□ ̄;)!!


最初の方しか、まともに弾けねぇでやんの……
こんな難しい曲、いったいどうやって弾いたんだ……?


まったく、記憶にない。


他に何か、ヴィオラ名曲31選の中から弾きたい曲ないかな~、とページをめくってみたが、なかった。
ここでふと、ヴァイオリンの『花は咲く』って、何気に1番線を使わない編曲になっていたな、と思いつく。

1番線を使わない、ということは、そのまんまヴィオラでも弾ける、ということである。
さっそく、弾いてみた。

ヴァイオリンの楽譜で、ヴィオラを弾くと指使い的に混乱するのでは?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ワタシの場合にはそれはまったくありません。

ヴィオラにもト音記号が出てくることがありますから、それと同じです。

弾く線が異なるだけで、指使いはまったく一緒に弾ける。
で、弾いてみたら。

ヴァイオリンよりも、はるかにいいですね……
低音弦の響きが、ヴァイオリンとは比べ物にならないくらい、激烈にいい。
音が深くて、すっごく美しいんですよ。

ヴァイオリンの魅力は、何と言っても1番線や2番線といった高域の音の美しさですよね。
ヴァイオリンの4番線でいくら頑張っても、ヴィオラの3番線が出す音の深みには、とうていかなわない。

いや~、ヴィオラにしか出せない世界、堪能しました。


その後は、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番から、プレリュードとアルマンド。

この二つ、ほとんど毎日弾いている。
だんだんと馴染んできたようで、かなり弾けるようになってきた。
左ひじを少し内側に入れる安定した構え方にも、ずいぶんと慣れてきたようで。
足りなかった筋力も、少しずつついてきたみたい。

まだまだ疲れるけど、それでもこないだまでに比べたら、かなり弾けるようになってきている。
やっぱり毎日続けて、無伴奏チェロ組曲の1番から3番くらいまでは、余裕で弾きこなせるくらいになりたいものだ……
どうすっかな。
ヤマハサイレントヴィオラ、17万円で買っちまうか?



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プロフィール

ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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