弦楽器演奏の基本とは?

今日から通常通りのお仕事モード。
と言っても、明日からまた土日なんだけどね。

しかし、伝説のすた丼のおかげだと思われるのだが、今日はずいぶんと仕事がはかどった。
しかも、全然、バテない。

朝も早めに起きて、早めに仕事を始めて、けっこう集中して懸案事項を片付けて、普段だと午後4時くらいになるともう疲れがドッと出て集中力がなくなって仕事にならなかったんだが、今日は最後までコンスタントに集中力を発揮できた。
すげぇ……
すごすぎる。

さらに、いつもだと、家に帰るともう疲労でダルくて、練習するのもしんどかったんだが、今日は全然そんなこともなくて、練習もいっぱいしてしまった。


まずはヴァイオリンの方。
例によって、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲から、第1楽章の1stソロパートをゆっくり練習してから、Jenny Yun ちゃんの動画音源に合わせて弾く。
左手指に疲労が残っている感はあったものの、それをものともせず、伝説のすた丼パワーで乗り切る。
心で歌いつつ、意志力で左手指を動かす。
そうしたら、かなり弾けた。
今日は、もうまったく間違えずに最初から最後まで弾きとおすことができた。
しかし、間違えてはいないものの、何というか、こう、音がきっちりはっきりとキレイに出ていなかった箇所がまだあるのですよ。
音は間違ってないし、音程を大きく外すこともないんだけども、音の体裁というか。
全ての音を、キレイに弾く、っていうのがまだ完璧ではない。
それができないと、ちょっと録音するにはキツい。
だって、あまりキレイじゃない音で弾いたのが録音されたら、それを聴くのは苦痛ですからね。
音を間違えないのは最低限の大前提として、さらにすべての音をキレイに、美しく、粗がないように弾けなくてはいけない。
今後の目標。


そしてその後は、気まぐれにヴァイオリン名曲31選の中からいくつか弾いてみた。
ユーモレスク。これは激ムズい。
前に練習していたけど、しばらく弾いていなかったから、もう全然弾けなくなっていた。
鬼の二重音が泣ける……

ランゲの花の歌。
意外にコレ、いい曲。
元はピアノ曲なの?
絶対、ヴァイオリンで弾いた方が、いい味出してると思うんだけど。
かなり難しいですけどね……ユーモレスクほどではない。

モーツァルトのメヌエット。
ハイドンのセレナーデ。

なんか、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲を、必死こいてJenny Yun ちゃんのテンポに合わせて弾きまくって、ようやく合わせられるくらいになったおかげだと思うんだけども。
かなり、左手指の薬指、小指(3の指、4の指)の筋力が鍛えられた。

前は、3の指、4の指はとにかく筋力が脆弱で、押さえるのがキツくて音をちゃんと出せないことが多くて、難儀していた。
しかし、今になって、いろいろと曲を弾いてみたところ、ずいぶんとその辺が改善されてきているのを感じた。

うん。

まあ、それを狙っていた、ってのもあったんだけども。
ちゃんと狙い通り、薬指、小指の鍛錬になっていたようだ。

良かった。


特にモーツァルトのメヌエットは、中間部の16分音符で細かく動くところで、4の指を素早く押さえなくてはいけない場面が出てくるので、そこが前よりも弾き易くなっていたのがとても良かった。
この調子で修練を続けよう……


そして久々にヴィオラも練習。
ラフのカヴァティーナを軽く弾いてから、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードを弾くも。
どうも、いまいちダメ。
音が良くない。
ガサついた生硬な、無味乾燥な音しか出せなくて、ちっとも良くない。


どうするか。
しゃーないので、「ヴィオラで『また君に恋してる』『ハナミズキ』」からいくつかピックアップして、伴奏CDに合わせて弾く。
こういう懐かしの昭和歌謡だと、心の底から、体の奥から、歌が沸き上がってきますからね。

CDに合わせて弾くだけで、めちゃくちゃいい音が出るんですわ。
好きな歌だと、ヴィオラでいい音が出やすい。

やっぱり中島みゆきはいいね!


ひとしきり、昭和歌謡でヴィオラを歌わせまくった後。
またバッハに戻って、無伴奏チェロ組曲第1番プレリュードを弾いてみた。
今度は、すっごくいい音でしなやかな美音が響く。

すげぇ……
全然、違う。

思うに。
音楽の基本は、やっぱり「歌」なんだと思う。
腹の底から、心の奥から、とめどなく湧き上がってくる、歌。
それが、音楽の一番の基本。
それがあるから、弦楽器でいい音が出せる。

ヴァイオリンやヴィオラや、恐らくチェロやコントラバスも、弦楽器の基本は、カイザーとか何とかの練習曲にあるのではない。
あんな無味乾燥な練習曲をいくらさらっても、本当の基本は違うところにあると思う。
本当の基本は、自分の奥底から湧き上がってくる歌。
それが、基本。

それがないと、いい音が出せないし、弾けやしない。



しかし、どうも日本のヴァイオリニスト、特に女性のヴァイオリニストには多いような気がするんだが、そこらへんの基本がまったく出来ていないのにプロでござい、という顔をしてコンサート開いている御仁がいらっしゃるように思う。

心の奥底から湧き上がる歌がないのにも関わらず、何やら独自の修行を重ねて、それなりに立派な音を出し、正確な音程を取り、体裁よく音を並べていって、一見して文句のつけようがない音の並びを作り出してはいる、というような。
しかし、実際は心の底で歌ってはいないから、聴衆の心に何も響かない。
誰も感動はしない。

いや、ウチの市にも以前、某女性ヴァイオリニストがコンサート開きに来たことがあったんですが。
チケット全然売れてなくて、直前までやたらと宣伝してたのを思い出す。
その人、テレビにも出てたんだけど、とにかく音が美しくなくて、全然感動しない演奏だった。
そりゃあ、お客さんが来るハズないよ。
ちょっとテレビに出て顔と名前が売れたからって、それだけでお客さんが来る、と考えるのは甘すぎる。

むしろ、テレビで自身の演奏の魅力のなさ、ダメさ加減を広めただけだったのにね。
本人は恐らく分かってないんだろう。
いや、うすうす感づいてはいても、認めることができないのかもしれないし。


とにかく、ああいうのはダメ。
まずは自分自身が、音楽に感動してシビれなくては。
その感動を、聴衆に伝えるために演奏があるのです。

だから、音楽の基本は、歌。


それに尽きるのです。

左手指の筋力がどうとかいうテクニック的なことは、あくまで手段に過ぎない。
それが目的ではないのです。



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テーマ : クラシック
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弾けてくると疲れる。

バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番とか。
マックス・レーガーの無伴奏ヴィオラ組曲第1番とか。


だんだん、弾けてくるにしたがって、どんどん気合いが入ってくるというか。
精神的に集中して、高揚して弾くようになるというか。

だんだん、音楽的にどうなのか、っていう境地に入っていって、なんというか、こう、音楽的な気合いがめっちゃ入って弾くようになってくる。
その曲の持つキャラクターになり切って、本気モードで表現していく、というか。
気持ち的に高まってくるワケです。

そうなってくると、とにかく一発弾くだけで、すごく疲れるようになる。
弾けてくればくるほど、音楽的に弾くようになっていくから、ますます疲れちゃう。

弾けてないうちは、本気モードで弾いてなくて、音を探って拾ってる段階だから、それほど疲れない。
音を一通り覚えて、だいたい弾けてきた頃が、一番、ヤバい。

バッハのフーガなんて、凄まじい集中力というか精神的な高まりというか。
とてつもなく感情的に昂ぶるワケですよ。
これは疲れます。

マックス・レーガーにしても、もう狂気の沙汰ですからね。
そのテンションの高さといったら……

暴れまくりです。
そりゃ、疲れます。


んで、テクニック的に完璧にするのも非常に困難を極めるし。
疲れすぎちゃって、弾けなくなる。


そんなときは、ちょっと気を抜いて、懐かしの昭和歌謡、とかですね。
ヴィオラで。



『また君に恋してる』とか『いい日旅立ち』とか。
『時の流れに身をまかせ』とか『秋桜(コスモス)』とか。

やっぱり、中島みゆきはいいね。
『時代』、これはヴィオラで弾くと、とんでもなく感動する。


カラオケで歌うより、ヴィオラで弾いた方がうまく弾けるし。


でも、こういった歌謡曲って、どんなに感動的に、ニュアンス込めて歌って弾いても、クラシックよりはテンション低いんですよ。

バッハとかマックス・レーガーの方が、何倍もテンション高い。
モーツァルトも常軌を逸したハイテンションだけど、バッハのそれとは質的に異なっているな。

モーツァルトのハイテンションは、空に飛んでいくような。
羽もなくて、空も飛べないのに、宙に浮かんで昇っていくような、そんなような常軌を逸したハイテンション。
そりゃあ、気がついたら、地上に落っこちて大ダメージ喰らいますわ。

バッハのハイテンションは、自分の内面深く入っていく、そういうハイテンション。
心の奥底に、ずーんと深く入り込んでいく。
モーツァルトとは逆で、地面に潜っていく。
地面を掘っていくのは、とんでもない労力を要しますよね。
バッハのは、それ。


マックス・レーガーのは、狂騒。
狂人の大暴れ。
ぶっぽるぎゃるぴるぎゃっぽっぱぁぁぁぁぁーっ!

……ってな感じだ。


なんじゃ、そりゃ。



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練習を適度に休んだ方が弾ける。

……ここのところ、必ず毎日練習していたのだが。
一日たりとも欠かすことなく、どんなに疲れていても、1曲通すだけくらいは絶対にやる、というのを続けていた。
楽器にさわらない日は一日たりともない、という日々だったのだが……

しかし、昨日はさすがに体調が悪すぎてその連勝記録(?)にもストップが。
ついに、練習を休んだ。

まあ、その、何でそんなに必ず毎日練習することにこだわっていたのかというと、何といっても「安定した構え方」を完全に体に馴染ませるため、という目的があった。
それができるまでは、サボってはいけない、ってのが自分的にはあって。

それで、毎日欠かさず、何かしらは弾くようにしていたのだけれど。


昨日、一日練習を休んで、今日になって改めて弾いてみると、なんだか、少し弾けるようになっている。
一日休んだことで、左手指の疲労がとれて、さらに毎日の練習の積み重ねの成果が出て、少し弾けるようになる。

毎日毎日、休まず練習を続けていると、左手指の筋肉に疲労が蓄積してきて、むしろだんだんと弾きづらくなっていく。
指が疲れちゃって、難しい重音とか、重音じゃなくても弾きづらい音型とか、そういうのが弾けなくなっていく。

適度に休むことで疲労をとりつつ、日々の積み重ねで音も忘れない、というくらいのバランスが、一番いいのかもしれない……


でも、休むのはせいぜい一日くらいにしておこう。
これが1週間とか10日とか、長期に休むとホントに何も弾けなくなっちゃうからね。

でも長期旅行のときは弾けそうもないしな……
ヤマハサイレントヴィオラは、自家用車で移動ならトランクに積んでいけるけど、新幹線で移動とかになると、さすがに持っていくのはかなりしんどい。

ましてや飛行機で移動となったら……(それは滅多にないけども)


ま、それはともかく、曲はいつもどおり、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調BWV1001の第1楽章アダージョと第2楽章フーガ、それからマックス・レーガーの無伴奏ヴィオラ組曲第1番から第1楽章と第2楽章。

一日、練習しなかったことによる多少の感覚の衰えはあるものの、筋肉疲労は取れていて、むしろ良く音が取れる。

特にマックス・レーガーの第2楽章Vivaceは、非常に困難を極める鬼重音が連続するのであるが、これがずいぶんと取れてきた。
以前は、ものすご~く遅~く、慎重に的確に音を取らないととても弾けず、まったくVivaceで弾けなかった。
しかし、今日あたりはちょっとVivaceっぽく、生き生きとしたテンポで弾けそうな雰囲気が漂ってきた。

すごい。

中間部はアンダンティーノだったかな。
テンポ的には、少し遅めになるのか(合ってるのかな?)

だから、Vivace部分をそれなりに速めのテンポで弾いていないと、中間部のアンダンティーノとの差別化が図れなくなってしまう。

かなりの難曲では、ある。
しかし、いい曲だ。
自分的には。

病んで乱れた心に、すーっと沁み込む癒しの効果があるね。

夜の街の片隅で、不本意ながらも堕落していくような、そんな悲哀を感じるよ。



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マックス・レーガー、意外にいいね…

今日も無伴奏。

ヴァイオリンの方は、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調BWV1001から第1楽章と第2楽章。

第1楽章は、今回新たに第5ポジションまで上がることにした部分がイマイチきれいに弾けてないため、そこを集中的に繰り返し練習。
他はずいぶんと弾けてきている。
改めて、これもまたいい曲だね……
たま~に、海外ドラマなんかでヴァイオリニストが登場する場面で、これを弾いていたりする。
のだめカンタービレのアニメ版では、何オケだったか……パリ編のマルレオケだったかの入団オーディションで、これを弾いている人がいたりした。

難易度的にそれほど激ムズでもなく、カッコよくて聴き映えがするので、あちこちで使われているっぽい。


第2楽章フーガは、相変わらず常軌を逸した難しさ。
しかし、第2番や第3番のフーガに比べたら、まだ易しい方だ、という。

でもすっごくいい曲で、弾かずにはいられない……
心にズン、と来るね。

毎日地道に練習を重ねて、いつか流暢に弾けるようになろう……そうしよう。



それはともかく、ヴィオラの方です。
マックス・レーガー作曲の、無伴奏ヴィオラ組曲なんですが。

これの第1番の第1楽章、弾き込んでいくと、意外に、いい。
いや、意外どころか、すごく、いいかも。


昨日も書いた通り、ケイオティックで混迷の極み、みたいな曲なんですが、なんというか、こう、現実の生活って、かなりいろいろとたくさん、ストレスとか、頭にくることとか、どうしようもないやるせなさ、力になってやれない無力感、もどかしさ、可哀そうすぎる同情、虐げられる悔しさ、侮(あなど)られる惨めさ、その他もろもろ……そういったネガティブな感情があるじゃないですか。


そういうのを、すご~く曲に乗せて、気持ちを爆発させて、弾くことができる。
ネガティブ極まりない、インモラルな感情を、曲に込めてぐわぁ~っとこれでもかっ!! と弾き込むことが可能な、そんなような曲なんですな。

めっちゃ、いいです!
ちょっと、気に入って、ハマってる。
だから、第1番の第1楽章については、記憶にある限りだと今日は3回は繰り返して弾いた。
忘れているだけで、もっとかもしれない……

同じ曲を、これほど何度も繰り返し弾く、ってのは最近はまったくなかったので、かなり異例の事態である。
それくらい、心情にしっくりくるというか。

意外に、いいです。


第2楽章もかなり本気で譜読みしてみた。
激ムズい……が、これもやっぱり、暗くて心を病んだ感じがして、いい雰囲気。
ただ、テクニック的にすさまじく難しい!
第1楽章の比ではない。
さらに輪をかけて、ロマン派的な難しさ、弾きづらさにあふれている。
特に中間部なんて、♭3つに増えて難易度急増。
音楽的にも、非っ常~に分かりにくい。

弾きづらい上に、音楽的にも難解、という。
でも、そのくらいの方が、いっちょ挑んでやろうか、っていう気になるじゃないですか。


いや、昔はですね、こんなにやる気なかったですよ。
昔は、テクニック的には困難を極め、音楽的にも理解し難い、となったら、あぁ~、とうてい自分にはむりだわぁ~こんな曲、って思って、投げやりになって諦めていた。


でも今は違う……
もっと丁寧に練習して弾き込んで、その曲の世界の中に入り込んで、完全に自分のモノにしてやろうじゃないか、っていう気になってきた。


人間、歳を重ねたら、衰えるばかりでもないですね。
むしろ、若い頃には理解できなかった世界に、果敢にチャレンジしようという気力が充実してくる、というか。
体力的には、衰えているのを日々、実感するのだけども。

しょうがないから、キューピーコーワゴールドを買って飲んでみたよ。
そしたら、あら不思議。
たった1錠飲んだだけで、いつものダルさが、ないような。
そんな気がする。

まあ、プラシーボ(プラセボ)効果って言って、飲んでその気になってるだけ、っていうのもあるかもしれんけども。

ちょっと、続けて飲んでみようか。


いや、他にもサプリ系やら何やらは、飲んでいるんですけどね。
とにかく昔から、体力的には虚弱で。

そんな人が、ヴァイオリンやらヴィオラやらを日々、弾いているってんだから、無謀のそしりを受けても致し方あるまいよ。
楽器演奏は、アスリートと変わりないですもんね。
体力勝負、なところは、確実にある。

前に習ってた先生も、陸上の選手もやってて県大会だか何だかまで行った、とかいう実績の持ち主だったから。
ひ弱な文科系の人がやれるほど、器楽演奏は甘くない。


あ、ちなみにワタシは、ひ弱な文科系そのものでしたよ(笑)


運動部に所属したことは一度もなく。
体つきもどっちかっていうと華奢というか、やせ形というか。


大学のときなんて、後ろ姿だけだと女の子と間違えられていた、というレベル。

どんだけだよ……orz
高校のときは、モーホー系のヤツにイジメられたりもしました。
はい。


でも、まあ、その辺の、男子にしては可愛らしい感じがウケて、今の妻と結婚できた、ってのはありますけども。


いい歳こいた今でも、実年齢よりも10歳程度は若く見られてしまう、ってのも、無理もない話なのかもしれない……




ふざけんなよ、バカ野郎!!


おっと、ちょっと酔っ払いすぎて、口が過ぎたようだ。

でも事実だし。


いろいろとリアルでは、ストレスあるワケですよ……コレがまた。
(;´д`)=3トホホ



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やっぱ無伴奏、ヴィオラも。

今日は、疲れちゃってあまり練習できないかな~、なんて思いながら弾き始めた。
しかし。

まずはバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調BWV1001から。
第1楽章アダージョ、かなり音を覚えて、弾けてきている。
第2楽章フーガ。昨日、丁寧に音を取る練習ができたので、今日になったら前よりも少し弾けてきた。

あんな、極悪な難曲でも、毎日地道にやってると少~しずつではあるが、弾けてくるから不思議なものだ……

最後の方の怒涛の展開には、いつもながら弾きながら深く感銘を受けてしまう。
いいね~、とにかく、いい。


全部通して、完璧(に限りなく近く)弾けたらいいなぁ~。
ついでに、人前で弾けるレベルにまで達したら、言うことはない。


さすがに疲れるので、ヴィオラに持ち替え。
ヴィオラで何弾くかな~、としばし考えること数秒。


なぜか、迷うことなく、マックス・レーガー作曲の、無伴奏ヴィオラ組曲を取り出した。
なぜこの曲???


とりあえず、第1番ト短調の第1楽章をおもむろに譜読み開始。
この曲は、ト短調ということもあって、なかなかに悲劇的な、悲痛な面持ちで始まるのだけれども。
最初の主題(?)の後は、だんだんとやたらと臨時記号が多くなり、意味不明な現代曲になっていく。

しかしですね。
なんか、そのカオスな感じが、妙に良かったりする。
バッハの曲のように、特定の調性の下でよく響く和音が多用されて、分かりやすい展開というか、分かりやすいキャラクターというか、そういうのはないんです。

なんか、やたらと♭やら#やらがついて、すげー意味不明な音列が連なっていく。
しかし、その、一見(一聴?)して意味不明っぽい音型の羅列から、なんというか、こう、カオスなぐちゃぐちゃ感の中に沈む精神の混迷、苦悩、迷い、叫び、みたいなものが感じられてくるんです。

ムンクの叫び、の音楽バージョン、みたいな。

バッハやモーツァルトや、ベートーヴェンのような、調和のとれた音楽とは全然ちがう、ロマン派特有の、もっとケイオティックで退廃的で、狂人の妄想的な、不安に駆られていたたまれない恐怖というか、怒りとか恨みとか、妬(ねた)みとか嫉(そね)みとか、失望とか絶望とか、自殺願望だとか、そういうネガティブ極まりない感情を爆発させるかのような、そんなような音楽なんですね。


テクニック的には、かなり激ムズですが。
しかし、弾いていくうちに、かつて弾いたときの記憶がだんだんとよみがえってくるのか。
少しずつ、弾けてくるんですわ。

あぁ~、そういえば、こんな曲だったけな!
みたいな感じに。


特に第1楽章は、そんなケイオティックな、負の感情の発露が著しいので、とっても弾いてて快感である。
ワタシもですね~、なんだかんだと言って、ネガティブな感情のカタマリみたいな人間でしたからね。

こういう曲が、実は性に合っている。
むか~し、先生について習っていた頃、この曲を発表会で弾いたときも、先生から「合ってるね」と言われていたものだった……


だから、今さらになって、また弾いてみたくなってきたのであった。
なんか、このケイオティックな感じで、けっこう難しめの重音をビシッ、と決めつつ、変な半音階の16分音符の走句を弾いたりするのが、妙に快感で。


心情を吐露するのに適している。


バッハの無伴奏チェロ組曲は、すげーいい曲ではあるんだけど、全体的に健全すぎるんですよ。
健康的すぎるというか。

ワタシみたいに、心が病んでいる人間からすると、マックス・レーガーの無伴奏ヴィオラ組曲みたいな、病みに病みまくった感じの曲の方が、しっくりくる、っていうのは、ありますな。


なので今日は、調子に乗って第2楽章と第3楽章もちょこっと譜読みしてみたが……
あまりにも激ムズすぎた。

前も、第2楽章以降は難しすぎて、結局弾けなかったんだった。
果たして、今回は第2楽章以降第4楽章までも、弾くことができるのだろうか……?

これから、このマックス・レーガーの無伴奏ヴィオラ組曲に取り組んでいこうかな、などと考え始めたところだったりする。


マックス・レーガーの後は、シューベルトのアルペジョーネソナタから第1楽章をさらって終了。
これもまた、悲痛極まりない、病んだ曲だよね(笑)


病んだ曲、最高。

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プロフィール

ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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