弦楽器演奏の基本とは?

今日から通常通りのお仕事モード。
と言っても、明日からまた土日なんだけどね。

しかし、伝説のすた丼のおかげだと思われるのだが、今日はずいぶんと仕事がはかどった。
しかも、全然、バテない。

朝も早めに起きて、早めに仕事を始めて、けっこう集中して懸案事項を片付けて、普段だと午後4時くらいになるともう疲れがドッと出て集中力がなくなって仕事にならなかったんだが、今日は最後までコンスタントに集中力を発揮できた。
すげぇ……
すごすぎる。

さらに、いつもだと、家に帰るともう疲労でダルくて、練習するのもしんどかったんだが、今日は全然そんなこともなくて、練習もいっぱいしてしまった。


まずはヴァイオリンの方。
例によって、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲から、第1楽章の1stソロパートをゆっくり練習してから、Jenny Yun ちゃんの動画音源に合わせて弾く。
左手指に疲労が残っている感はあったものの、それをものともせず、伝説のすた丼パワーで乗り切る。
心で歌いつつ、意志力で左手指を動かす。
そうしたら、かなり弾けた。
今日は、もうまったく間違えずに最初から最後まで弾きとおすことができた。
しかし、間違えてはいないものの、何というか、こう、音がきっちりはっきりとキレイに出ていなかった箇所がまだあるのですよ。
音は間違ってないし、音程を大きく外すこともないんだけども、音の体裁というか。
全ての音を、キレイに弾く、っていうのがまだ完璧ではない。
それができないと、ちょっと録音するにはキツい。
だって、あまりキレイじゃない音で弾いたのが録音されたら、それを聴くのは苦痛ですからね。
音を間違えないのは最低限の大前提として、さらにすべての音をキレイに、美しく、粗がないように弾けなくてはいけない。
今後の目標。


そしてその後は、気まぐれにヴァイオリン名曲31選の中からいくつか弾いてみた。
ユーモレスク。これは激ムズい。
前に練習していたけど、しばらく弾いていなかったから、もう全然弾けなくなっていた。
鬼の二重音が泣ける……

ランゲの花の歌。
意外にコレ、いい曲。
元はピアノ曲なの?
絶対、ヴァイオリンで弾いた方が、いい味出してると思うんだけど。
かなり難しいですけどね……ユーモレスクほどではない。

モーツァルトのメヌエット。
ハイドンのセレナーデ。

なんか、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲を、必死こいてJenny Yun ちゃんのテンポに合わせて弾きまくって、ようやく合わせられるくらいになったおかげだと思うんだけども。
かなり、左手指の薬指、小指(3の指、4の指)の筋力が鍛えられた。

前は、3の指、4の指はとにかく筋力が脆弱で、押さえるのがキツくて音をちゃんと出せないことが多くて、難儀していた。
しかし、今になって、いろいろと曲を弾いてみたところ、ずいぶんとその辺が改善されてきているのを感じた。

うん。

まあ、それを狙っていた、ってのもあったんだけども。
ちゃんと狙い通り、薬指、小指の鍛錬になっていたようだ。

良かった。


特にモーツァルトのメヌエットは、中間部の16分音符で細かく動くところで、4の指を素早く押さえなくてはいけない場面が出てくるので、そこが前よりも弾き易くなっていたのがとても良かった。
この調子で修練を続けよう……


そして久々にヴィオラも練習。
ラフのカヴァティーナを軽く弾いてから、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードを弾くも。
どうも、いまいちダメ。
音が良くない。
ガサついた生硬な、無味乾燥な音しか出せなくて、ちっとも良くない。


どうするか。
しゃーないので、「ヴィオラで『また君に恋してる』『ハナミズキ』」からいくつかピックアップして、伴奏CDに合わせて弾く。
こういう懐かしの昭和歌謡だと、心の底から、体の奥から、歌が沸き上がってきますからね。

CDに合わせて弾くだけで、めちゃくちゃいい音が出るんですわ。
好きな歌だと、ヴィオラでいい音が出やすい。

やっぱり中島みゆきはいいね!


ひとしきり、昭和歌謡でヴィオラを歌わせまくった後。
またバッハに戻って、無伴奏チェロ組曲第1番プレリュードを弾いてみた。
今度は、すっごくいい音でしなやかな美音が響く。

すげぇ……
全然、違う。

思うに。
音楽の基本は、やっぱり「歌」なんだと思う。
腹の底から、心の奥から、とめどなく湧き上がってくる、歌。
それが、音楽の一番の基本。
それがあるから、弦楽器でいい音が出せる。

ヴァイオリンやヴィオラや、恐らくチェロやコントラバスも、弦楽器の基本は、カイザーとか何とかの練習曲にあるのではない。
あんな無味乾燥な練習曲をいくらさらっても、本当の基本は違うところにあると思う。
本当の基本は、自分の奥底から湧き上がってくる歌。
それが、基本。

それがないと、いい音が出せないし、弾けやしない。



しかし、どうも日本のヴァイオリニスト、特に女性のヴァイオリニストには多いような気がするんだが、そこらへんの基本がまったく出来ていないのにプロでござい、という顔をしてコンサート開いている御仁がいらっしゃるように思う。

心の奥底から湧き上がる歌がないのにも関わらず、何やら独自の修行を重ねて、それなりに立派な音を出し、正確な音程を取り、体裁よく音を並べていって、一見して文句のつけようがない音の並びを作り出してはいる、というような。
しかし、実際は心の底で歌ってはいないから、聴衆の心に何も響かない。
誰も感動はしない。

いや、ウチの市にも以前、某女性ヴァイオリニストがコンサート開きに来たことがあったんですが。
チケット全然売れてなくて、直前までやたらと宣伝してたのを思い出す。
その人、テレビにも出てたんだけど、とにかく音が美しくなくて、全然感動しない演奏だった。
そりゃあ、お客さんが来るハズないよ。
ちょっとテレビに出て顔と名前が売れたからって、それだけでお客さんが来る、と考えるのは甘すぎる。

むしろ、テレビで自身の演奏の魅力のなさ、ダメさ加減を広めただけだったのにね。
本人は恐らく分かってないんだろう。
いや、うすうす感づいてはいても、認めることができないのかもしれないし。


とにかく、ああいうのはダメ。
まずは自分自身が、音楽に感動してシビれなくては。
その感動を、聴衆に伝えるために演奏があるのです。

だから、音楽の基本は、歌。


それに尽きるのです。

左手指の筋力がどうとかいうテクニック的なことは、あくまで手段に過ぎない。
それが目的ではないのです。



にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴィオラへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

有馬温泉兵衛向陽閣

今日は、昨日から引き続き有給をもらい。
またしても行ってきました、伝説のすた丼屋

公式サイトの店舗情報から、隣県の近そうなところを片っ端から(と言っても3軒くらいだけども)カーナビにセットしてみて、一番所要時間が短いところに決めて、向かった。
高速道路を使うのは、交通費が無駄過ぎるので、一般道を通るルートで検索。 他は4時間とか表示されているのが、そこは3時間超くらい。
でも実際に行ってみると、バイパスをぶっ飛ばして2時間程度で着くことができた。
んで、たらふく食って、家族にも持ち帰りでお土産。
夕飯はまたしても伝説のすた丼をみんなで食べた、という……

おかげで体調は万全だ。

で、調子に乗って少しバッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲を弾いてみたのだが、やはり、昨日の疲れが左手指に残っているようで、昨日よりも細かいところで指がもつれてしまってダメだった。

やっぱり、一日おきくらいがちょうどいいのかもしれない……



それはそうと、旅行で行ってきた温泉の話です。

まずは、兵庫県神戸市にある、有馬温泉の老舗旅館、兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく)。

かなりの老舗らしい。
しかも、今は解散してしまった、あのSMAP御一行様が宿泊したことがある、とかで。
SMAP御一行様が宿泊した部屋は、もう予約がいっぱいでそう簡単には泊まれない状況らしい。
貸し切り露店風呂付の部屋みたいだが……
当然、ワタシらはふつうの部屋です。

有馬温泉駅まで送迎のワゴン車が来てくれる。
けっこう急な坂道を上って小高い山の途中に旅館は建っている。
玄関を入ると、フロントは2階のようで、エスカレーターが出迎え。
上からかなり豪華なシャンデリアが下がっていて、いかにも老舗な感じ。

お部屋は割と普通の和室だったが、かなり清掃と手入れが行き届いている。
建物自体はけっこう古そうなんだけど、古さを感じさせない清潔感があった。

お部屋係の方の対応もすごく丁寧で、しかも話し上手。
後で聞いたところによると、もうすぐ20歳になるとかで、そんな若さでここまで接客が上手なの!? と正直驚いたよ。
孫のRちゃんは、さっそくお友達になってるし。

社員教育が優れているのか、あるいは地元の人にとっては、温泉旅館でお客様をおもてなしする、っていうのはもう当たり前のスキルと化しているのか。

さすがは伝統を背負う有数の温泉地なだけはある。


温泉の方は、一の湯、二の湯、三の湯と三か所あって、一の湯と二の湯は時間で男女入替え。
三の湯だけ、もともと男湯と女湯に分かれている。
一の湯が一番広くて、二の湯が中間、三の湯が一番、狭い。

自分的には広い浴場が好きなので、一の湯が一番、良かった。
お湯はすっごくにごっていてとにかく濃い。
「金泉」、つまり金色の温泉、などと称されている。
最初、え? 黄土色ににごってるだけじゃないの、金色はちょっと大げさに言い過ぎなんじゃ……?

って思ってたんですよ。
でも、夜になってライトが当たると、温泉成分が光を乱反射するのか、なんかお湯の表面が金属光沢みたいな、七色の光を発しているんですね。
ああ、こりゃまるで金が光ってるみたいだわ、金泉と称するのも、あながち大袈裟な言い過ぎでもないんだなぁ~、疑ってすみませんでした。
と思った。


お湯は、とにかく濃くて、かなり効く。
後に京都で拾ったタクシーのおっちゃんが、「有馬温泉? ええとこ行ってはりましたな。ドロッとしてますやろ。湯疲れするぅ。(入るのは)2回がええとこやな」とか言うてはりました通り、めっちゃダルくなる系。
あまり長湯は厳禁。
入った後は、必ずシャワーで温泉成分を流してから出ないといけない。
そのため、内湯は温泉じゃなくてただのお湯らしい。
ただのお湯の内湯に入って、濃すぎる温泉成分を流すらしいのだが、みんな温泉に入ってから内湯に入るから、ただのお湯だった内湯にも温泉成分が溶けて、少し温泉になってしまっているんだそうだ。
どうりで、ただのお湯にしては少しだけトロっとしていたワケだ。


お食事の方ですが、部屋だしの懐石料理でした。
これがまた、とんでもなく美味しい。
だいたい、旅館の懐石料理って、まあメインのお肉とかお魚は激ウマいけども前菜みたいな小鉢って、どうもあまり美味しくないのがすごく多いじゃないですか。
でもここは違う。
どれを食べても、何を食べてもすっごく美味しかった。
まあ、何がどう美味しかったかは、忘れてしまったけども……


うなぎのなんちゃら言うのがまたとんでもなく旨くて、孫のRちゃんは人生初うなぎを食べて、美味しい美味しいと言ってママの分まで食べてしまったり。
あと、トウモロコシご飯、みたいな炊き込みご飯が想像を絶する旨さでびっくりした。

他にも、旨すぎてびっくりするメニューがいっぱいで、よく覚えていないけど、とにかく美味しかったという記憶だけが残っている。
お刺身とか、牛肉とかも絶品でしたよ。



と、ここまではいいところ。
次は、悪かったところ。

お部屋の布団が、固すぎましたね(薄いのか?)。
畳にせんべい布団をひいて寝てるような感じで、どうも体が休まらない。
お布団はもっと、柔らかいヤツに改善してほしい。
そうすれば、超一流の旅館になれると思った。

他はすべて、100点満点中150点くらいの超優良旅館だと思われる。
布団だけ、0点ですね。


高台に建っているだけあって、お部屋からの眺めもすごいし、中庭の風情とか、あと廊下に昔の創業当時の旅館の写真が飾ってあるのも良かった。

それから、旅館を出て少し歩くだけで、有馬温泉の温泉街を散策できるのもいいところ。
歩いて行ける範囲内に、土山人(どさんじん)という蕎麦屋があるのだけども、これがとんでもなく美味しかった。
蕎麦の常識を変えるくらいのおいしさ。
お蕎麦自体は、つるつるのピンそばでその食感たるや……
そばつゆは濃い系で、器に少ししか入って来ない。
つまり、蕎麦をどっぷりつけないで、下の方だけ浸して、お口の中で蕎麦とそばつゆが混然一体となったとき、絶妙なハーモニーが生まれるように計算し尽くされている。
あぁ……あれはちょっと、言葉では表現できない世界だな。
実際に食べてみないことには、あの味は分かりっこない。
それだけ、ちょっと他では食べたことがない、食べることができない、一般的な蕎麦の世界を超越した神がかり的な境地にまで到達した味だと、個人的にはそう感じました。


どうりで混んでるワケだよ……店内は狭いので、待つときは必ず店外で待たなくてはいけないのだが、これがまた暑くてたまらん。
しかし、並んででも食べる価値のある、究極の蕎麦だと思う。



あと、有馬の地ビールと日本酒もすごく美味しかった。
お料理もお酒も美味しい有馬温泉は、さすが日本有数の温泉地だな、と感心することしきり。


……お布団だけが、固かったのが残念。
お布団の改善を求む。



次回は、京都に行った話(予定)。


にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴィオラへ
にほんブログ村

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

日本の雇用慣行が問題だ。

今月の10日から旅行に行って、今日、帰ってきた。
丸一週間ほど練習を休んだが、今夜、さっそく再開。

今までだと、旅行に行って帰ってくると、もう移動で疲れちゃって、なんつーか、こう、体の芯が気持ち悪いというか、内蔵が疲労しているというか。
練習なんて、出来るような状態じゃなかったんだが、今回はそれほどでもなくて。
少しは弾けるくらいに、余力が残って帰り着いた。
それがなぜなのかは、よく分からない……


それはそうと、曲は前回からの続きで、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043の第一楽章。
まずは、ゆっくりと確実に音を取っていく。

もうこの時点で、前よりも弾き易い。
左手指に蓄積していた疲労が、取れているんですね。
一週間も休むと。さすがに。
んで、忘れる方よりも疲れが取れることの方が大きいようで、一週間前よりも、指が楽。
音を取りやすい。
前は、とにかく毎日練習する疲労が蓄積していて、ちょっと難しめの指使いになると指が痛くて、あと柔軟性も足りなくて、頭では正しい音が分かっていても指が行ってくれない、というジレンマがあった。
しかし、今日は脳内の音の通りに指が行ってくれる……

そして一通り練習し終えたら、またJenny Yun ちゃんの弾く2ndソロ(とピアノ伴奏)に合わせて弾いてみる。
なんと、今までで一番、よく弾けた。
合わせるのが難しかった箇所も、今日は一発で上手く合わせられたし、その他の部分も余裕で弾ける。
ちょっとだけ、3の指、4の指が追いつかなくてイマイチはっきりと音が出ない箇所があるものの、それ以外は今までで一番、上手く弾くことができた。

う~ん。
どうやら、左手指を適度に休ませることも重要っぽい。
まあ、休んでばかり、ではもちろん、ダメでしょうけど。
ガリガリ、ガッツリ、たっぷりと練習して疲労して、そして適度に休んで疲労を回復する。
このサイクルが、いいらしい。

なんか、こう、日本人っていうか、ある一定の年齢以上の人たちの心理の奥底まで染みついている悪習として、休んじゃいけない、とことんまで頑張り続けることが美徳、休むのはサボりで怠けで悪だっ! 常に全力で限界までやり切らなきゃダメ!! そうしないヤツは人間じゃねぇ! 非国民だっ!!
……みたいな、バカげた思い込みがありませんかねぇ?

コレ↑、完全に間違ってますよね。
最近、テレビや新聞等で問題になる、過労死とか学校の部活動のやり過ぎ。
電通で過労により自殺した事件がありました。
ああいうのも、何かこう、間違った強迫観念に、日本社会全体が支配されている結果、起こっているんじゃないか。
電通という会社だけを罰したところで、恐らく解決しないと思うぞ。
だって、電通だけじゃなくて、日本の会社の大多数が、同じような思い込みに支配されていて、変な強迫観念に捕らわれて、とにかく働け、働け、限界を超えて頑張る人が偉い人、それが出来ないヤツは勝手におちぶれろ、みたいな。

いや、もうそんなんで通用する時代はとっくに終わってますから。
人間が能力を発揮できるとき、っていうのは、そういう、強制されて恐怖支配されて、追い込まれて追い詰められたとき、ではないですから。
恐怖で強制されて頑張ったこと、というのは、所詮は恐怖支配なので、その恐怖がなくなったら、途端にやらなくなります、人間は。
だから、根本的に間違っている。
ただ、日本は恐らく、高度成長期にそういう恐怖支配が空気になって、やらないとダメな雰囲気というのが日本全体に浸透してしまって、仕事がないのに上司が帰らないから自分も帰れないとか、そういう理不尽で不合理な変な「空気の支配」というのが社会の隅々まで沁みわたった状態で「成功」を収めてしまったから、そこから脱却できなくなってしまっているんだと思う。

でも、高度成長期は終わり、今や平成大不況がいつまでもどこまでも続く状況だ。
しかし、電通みたいな大企業ほど、かつては通用していたメソッドから抜けられず、いまだに昔の恐怖の空気による支配で押し通していて、その結果、社員の自殺みたいな形でその歪みを露呈してしまう。
でも変われないんだ。

日本中の大企業が、ぜんぶ同じようなものだから、自分のところだけ変わる、っていうことができない。
だってあっちもこっちも、み~んなこういうやり方でやってるぜ? なんで俺ンとこだけ変えなきゃいけねぇ~んだよ。俺だけ変えたら、俺だけが損するじゃねぇか。変えられるワケね~だろっ!!
っていう状態に、日本中の会社という会社がことごとくはまり込んでしまっているんですね。
だから、日本経済はいつまで経っても回復しない。
いつまでもいつまでも、不況のまま。
そして、グローバル化する国際経済の中で、日本がどんどん取り残されて負けていく。

これは、法律やら制度やらを、国や行政がいじくって変えられるような、そんな生易しいものではない。
日本中に深く広く浸透してしまっている悪習だから。


新卒一括採用、っていう雇用慣行も、電通の過労自殺事件と密接に関係している。
なにしろ、一度でも会社を辞めたら、もう二度と同程度の待遇で雇ってくれるところはないんだから。
簡単に、自殺するくらいなら会社を辞めればよかったのに、という意見を言う人がいるが、日本の雇用慣行は、会社を辞めるという選択肢をそもそも許していないのである。

大学新卒時に就職しなかったら、一流企業には絶対に就職できない、という雇用慣行なのである。
一度でも中途で退職しようものなら、もうその後は、待遇で劣る会社しか雇ってくれるところはない。

新卒でつかみ取った一流企業の正社員という身分を守るためには、絶対に辞めないで定年まで勤めあげることが絶対条件なのだ、今の日本では。
だから、どんなに仕事がツラくても、辞めることができない。
根性があって将来を見据えるだけの知性を持ち、責任感のある人ほど、無理して仕事を続ける。
そして、自殺するまで追い込まれる。

これは、電通という一つの会社だけに責任を負わせて済むような、そんな簡単な話じゃなく、日本という国、全体に沁みわたってしまっている、悪い雇用慣行のせいなのであって、電通一社だけをスケープゴートにして罰してみたところで、解決するような問題ではないのだ、本当は。

でも、じゃあ、どうしろっていうんだよ!?
ってなると、これがまた非常に難しい。
新卒一括採用とかいう雇用慣行というのは、法律で決まっているようなことではないから、法律を変えてどうにかなるモノではない。
日本全体に沁み込んでしまっている「悪習」なので、それを意図的に変える方法が果たしてあるのかどうか、むしろないんじゃないか、と絶望的な気分にさせられるほど、難しい問題だと思う。


ただ、多くの人がそこに気づく、というのがまずは第一歩だと思うので、大した影響力もないこんな零細ブログでも、ちょっとは書いておくことで微弱ながら影響があるかなぁ~、と願いつつ。

あれ、こんな話するつもりじゃなかったんだけどなぁ。


とりあえず、明日からは、旅行についての話でも書き連ねていきましょうか……あるいは書かないか。


にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴィオラへ
にほんブログ村

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

伝説のすた丼は本当に伝説級だった。

伝説のすた丼屋』というお店があります。

何が伝説なのか。
食べてみたら、ホントにすごかった。


何で知ったかというと、『レトロゲームレイダース 最後のゲー戦』というブログを熱心に読んでいたら、この伝説のすた丼が紹介されていた。
なんでも、ジョーンズ博士が言うには、ヘロヘロ状態でもこれを食べて一晩寝れば体力回復、風邪をひいたときは二日続けて夕食に食べれば治ってしまう、リポビタンDよりも即効性のある栄養補給食、だとのこと。


そ、そんなにすごいの!?
(○_○;)……



最近、どうもダルくて、疲れやすくて、とにかくひどかったから。
ぜひ食べてみたいな、と思ったのだが。

しかし。

ウチの近くには店舗がなくて、他県まで遠征しなければいけなかった。
それでも、高速道路をぶっ飛ばして、行った。
食べた。


ほ、ホントにすごかった!!


とにかく、食べた日は、酒を飲むこともなくぐっすり熟睡。
次の日はおかげで疲れが取れて、かなり快調。

前は、「疲れ過ぎてよく寝られない→疲れがとれない」のコンボでボコボコにやられていましたが、伝説のすた丼を食べると「よく寝られる→疲れがとれる」のコンボで反撃することができた。


なので、今日も食べてきた。
わざわざ高速道路を使って……
どんだけコストかけてんだよ!?

っていうくらい、移動に余計な出費をしてまで食べてきたわけだが、それだけの価値はある。
今までだと、そんな高速道路で他県まで遠征すると、もう帰ってくるころにはヘトヘトで何もやる気がしなく、さらに次の日までダルくて死にそうになる、ってのがパターンだったのだが、今日はそれほど疲れを感じない。
ヴァイオリンも、少し弾いておいた(バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲)。

明日から、ちょっと長期の旅行に出るので、その前にしっかりと体力回復しておかなくちゃ、と思って。
少々、無理してでも、食べてきた次第。

そしたら、公式サイトをよく見ると、通販もやってるんですね。
すた丼の具を、冷凍で販売しているらしい。

わざわざ店舗まで行かなくても、自宅で食べられるのかな。


今度、買ってみるか。

もう、恐らく伝説のすた丼なしでは、生きていけないだろう。



にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴィオラへ
にほんブログ村

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

バッハ二つのヴァイオリンのCDとか。

バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043が最近、楽しい。
まあ、例によってJenny Yun ちゃんの動画(から落とした音源)に合わせて弾くのだけれど。

これが、どうも楽しくてクセになっている。
あのスピードに合わせるのはなかなか骨が折れるのだが、最近のテーマとしては、あのテンポでありながらも、落ち着いて音を丁寧に確実に取っていく、ということ。
あのテンポで弾きつつも、落ち着いて、冷静に、音を確実に取っていく練習をしている。
だから、今日あたりは3回くらいは合わせて弾いた。

前よりも、指が動くようになってきている。

この調子で修練を積もう……と思っていたのだが。
ちょっと、お盆に絡めて、長期の旅行に行くことになっているので、その間、練習はできそうもない。
今度の旅行は、自家用車で移動ではなくて、新幹線で遠方まで行くので、ちょっとヤマハサイレントヴィオラを担いでいくのはキツすぎる。
キツくても強行する、という方法もあるにはあるが、そこまでしてまで練習しなくても、ってのはある。

なにしろ、暑いですし。
バテ気味だし。

ちょっと、しばらく練習はお休みでもいいかな、と。



というワケで、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲のCDを改めて聴き直してみた。




ヒラリー・ハーンのヤツ。
テンポが速すぎて、まったくついていけない。
この急速なテンポの、何がいいんだか、さっぱり理解できない。
自分的に、これはないな、っていう、買って失敗な一枚。





イツァーク・パールマンとピンカス・ズーカーマンのヤツ。
指揮はダニエル・バレンボイム。
このCD、第1番イ短調はすっごくいいんです。
でも、二つのヴァイオリンの方は……
まあ、悪くはないんだけど、どうも、ピンカス・ズーカーマンっていう人は、ヴィオラだとすっっっっっごく上手いんだけど、ヴァイオリンだと音色が退屈と言いますか。
あまり面白くないんですね。
なので、パールマンが情緒たっぷりに哀愁を漂わせて弾いても、ズーカーマンが退屈だから、全体としては薄味になってしまっているような。
それに、第3楽章の解釈も、自分的にはイマイチ……
ズーカーマンのためにフォローしておくと、ヴァイオリンはイマイチだけど、ヴィオラは世界で一番、上手いんじゃないかと思っている。
ズーカーマンのヴィオラは、音が太くて低くて、とにかくいいです。
CD化されているヴィオラでは、自分の知る限りでは最強にして最高だと思う。





んで、結局、最終的にはコレ↑。
カール・リヒターの、管弦楽組曲の全曲集に同時収録された、二つのヴァイオリンのための協奏曲。
これが、自分的には一番、いいです。

ドイツ的で、しかもロマン的。
ソロ・ヴァイオリンが、音をはっきりくっきりと出して、変に弱音にしたりせず、終始前面に出っぱなし、っていう辺りが自分的には好き。
特に、第3楽章で和音の連続になる箇所。
このカール・リヒターのCDだと、全ての音をフォルテで弾き切っていて、すげぇーカッコいいんですよ。
それが、他のCDだと、終わりの方で弱くしてみたり、あるいは弱く始まってクレッシェンドしてみたり、変な工夫をしていたりする。
そういう、変な工夫されると、しらけるんですよね。
そんな余計な、妙な工夫なんていらないから。
そんな、あんたのオリジナリティを聴きたいんじゃないんだよ、ワシは。
バッハが聴きたいだけなんだ。

だから、余計な、不要な、無用な変な、いらない工夫のない、素直で実直そのものの、カール・リヒターのCDが、一番の名盤だと今でも思っている。


バッハはやっぱり、ロマン的な解釈がふさわしいと思うよ。
変にピリオド奏法とか古楽器とか、「当時はこうだった!」っていうのを再現してみたところで……
ちっとも面白くないし。
バロック時代の奏法が、廃れるのには廃れるだけの理由というか必然性があったんですよ。

それを、今さら発掘して再現しても、ねぇ。
現代人の耳には、物足りなくてつまらない以外の何ものでもない。
特にバッハの音楽は、バロック時代という枠を超えて、ロマン的な解釈でも全然、成り立ってしまうし、むしろロマン的に弾いた方が、ずっと良かったりもする。

そこらへんが、バッハのすごさなのであって。
恐らくバッハは、時代を先取りしすぎていたのかもしれません。

ま、それはともかく。


実は、ダヴィッド・オイストラフと息子のイーゴリ・オイストラフによる、バッハ二つのヴァイオリンのための協奏曲が収録されたCDもあるんだけど、Amazonで見つけることができなかった。


このCD、バッハの他の、第1番と第2番も収録されてはいるんだけど。
どうも、この頃のオイストラフは、優等生すぎるというか、ソツなく弾いてはいるんだけど、イマイチ面白くないというか。

訴えかけるものがないんですね。


息子のイーゴリに花を持たせようとし過ぎたせいなのか。
あるいは。

どうも、オイストラフはロシア人なせいか、いま一つドイツ音楽の様式が理解できていなかったフシがある。
だから、バッハの無伴奏は録音していない。

これは、チェロのロストロポーヴィチにも言えることだ。


どうも、ロシア人にはドイツ的な様式、特にバッハの対位法的なポリフォニックな音楽は、理解し難いものがあったようで。

オイストラフもロストロポーヴィチも、バッハは苦手科目だった、という印象がある。


ロストロポーヴィチは、人柄が良かったんだか何だか、頑張ってバッハの無伴奏チェロ組曲は晩年になって全曲CDを出したことは出したけども。

でも、評価はあまり高くないような。
いや、ワタシは、ロストロポーヴィチの若い頃の、無伴奏の第2番と第5番(短調ばっかりだね)だけの録音を聴いて、あ、こりゃダメだわこの人、って悟っていたから、全曲CDは今でも買ってないんですけどね。


オイストラフもロストロポーヴィチも、ヴァイオリニスト、チェリストとしてはとんでもなく優れていて、非常に心惹かれる美音に魅了されることは間違いないんだけども。
でも、ことバッハに関しては、理解し難かったようで。


何なんスかね、この「バッハ」というか「ドイツ的な様式」というヤツは?
化け物か、怪物なのか?


カール・リヒターは、ロマン的な解釈ながらも、ドイツ的な様式はしっかり守っているから、ロマン的なバッハでも素晴らしくいい演奏になるんでしょうね。


でも、だからっつって、「ドイツ的な様式」って、結局、何なんだよ!?
とか言われても、言葉で説明は不可能だと思う。

ワタシだって、たまたま、習った先生が「ドイツ的な様式」とやらに異常にこだわって執着して、全人格否定して罵倒してまで叩き込んでくるくらいの人だったせいで、何となく体で覚えただけですから(笑)


それは本当に、感覚というか感じというか、雰囲気というか、そういう、言葉でああだよこうだよ、と説明のできるような世界じゃない。


それを分かろうと思ったら、ドイツに留学して学ぶか、来日したドイツ人の先生に習うか、あるいはドイツで学んできた日本人の先生に習うか、そうしないと理解不能な世界でしょう。
日本の中だけにいて、分かるような、そんな甘いものではない。


異文化理解ですから。


でも日本は島国なせいか、どうも閉鎖的なところがありますよね。
自分たちが、何を知らなくて何を理解してないか、それすらも自覚していない、夜郎自大な輩が多いとでも申しますか。


ま、仕方ないのかもしれませんけども……

仕方ない、で済ませている間に、北朝鮮がミサイル発射して、日本のどこかに着弾したら、どうしてくれると言うのでしょうか。
憲法9条を守れ! とか何とか騒ぐ人たちって、じゃあお前らだけが、ミサイル喰らえよ?
としか言えませんね。

どうやって日本を守るのでしょうか。
理想やキレイごと、机上の空論で、目前に迫る実際の脅威から、国民の命を守ることはできない。

バカが変に力を持って、影響力を行使して、政治を混乱させている。
それが日本の、嘆かわしい現状。


ま、死ぬときは死ぬしね……
あたしゃ、もうどうでもいいよ。


にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ
にほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ ヴィオラへ
にほんブログ村

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

プロフィール

ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード