ヴィオラ疲れる…(×_×)

ここのところ、毎日少しずつでも必ず練習するように心がけていた。
おかげで、ヴァイオリンの方はかなり、安定した構え方のままで曲を最初から最後まで弾きとおせるようになってきた。


問題は、ヴィオラ。
ヴィオラは楽器が大きいせいでヴァイオリンよりも重さがあるため、とりあえず肩に乗せて構えるだけで疲れる。
そして安定した構えから弦に弓を当てて弾くと、低くて太くて深~い音が、ずどーーん、と出る。

解放弦ならそれでいいんだけど、左手指で押さえてその音を出す、となると、ものすごく強い力で押さえなければならなくなる。


以前は、不安定な構え方で、ヴァイオリンのように取回しつつ、軽い音を出していた。
だから、いろいろな曲がすいすい弾けたものだった。

しかし今は、ずん、と安定した構え方で、低くて太くて深い音で曲をすべて弾きとおすため、必要とされる筋力が半端ない。
すさまじく強い力で押さえることが必然になってくる。
だから、前は弾けた曲でも、今はすらすら弾けない。
遅いテンポで、重たく弾くしかない。

カザルスの無伴奏チェロ組曲を、「象のダンス」と形容する声があったようだが、今の自分はまさに象のダンス状態。


そして、左手の指の筋肉疲労もすごい。


シューベルトのアルペジョーネソナタを、第1楽章すべて譜読みするだけでも、相当に疲労する。

とにかく、重たくて力がいる。


しかし、どうもこれがいい運動になっているようで。


ヴァイオリンよりも力を必要とし、必死こいて左手指に力を込めて押さえていると、かなり筋力トレーニングになっているらしい。
音を出すときに、腹筋にも必然的に力が入るため、なんだかメタボ腹が少し引っ込んできた。
なんだか体重も減ってるし……


すごくいい運動になってるね!


そしてヴィオラの中庸な適度に低い音は、精神も安定させるし。
最近、こないだまでよりもよく眠れるようになってきたんですよ。
ヴィオラは、毎日弾いた方がいいっぽい。

体にいいです。
ヴァイオリンよりも。


安定した構え方で、左肩に楽器をジャストミートで乗せて弾くと、楽器の振動がダイレクトに体に伝わってくるんですが、これがまた気持ちいい。


宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』で、ネズミとかがゴーシュのチェロの中に入って、振動をモロに喰らうと病気が治る、とかっていうのがあったけど。
あながち、ただの作り話、ってワケでもないのかもしれない。
楽器の振動、ホントに体にいいかもよ?



えーと、話変わりますが。
ヴィオラって、You tubeで見ても、あるいは生の演奏を聴いても。
人によって、ずいぶんと音が違うと言うか。

ヴィオラにしては、軽い音で弾く人がいますよね。
あれは、恐らく、ヴァイオリンのように取回して、演奏者があまり力を入れなくても弾けるような弾き方で弾いているのかもしれない。

ヴィオラらしい、低くて太くて深い音を出そうと思ったら、かなり強い筋力が必要とされるから、そういう音で弾けるヴィオラ奏者は実はあまり数が多くない。


自分的には、ピンカス・ズーカーマンと、こないだ動画を貼ったクリスティーナ・コルデロちゃん(イタリア人)くらいなものだ。
あと名前とかよく分からない、禿げたおっさんのヴィオリストもいた。


これ↓



すっごく、いい音してる。
ただ、第4楽章でなぜか映像が飛ぶ……それがなければ、完璧とも言える、名動画だったのだが。


もう一つ、演奏者不詳の動画?も見つけた。




映像がなく、音のみなのだが……
かなり、いい音してる。
演奏としては、最高にして最強だと思う。
聴いた感じ、かなりピンカス・ズーカーマンっぽい感じはするものの、持ってるCDとはカデンツァが異なるし、弾き方もかなり違う……なので、誰の演奏なのかは不明。


テレマンのヴィオラ協奏曲のYou tube動画でまともに聴けるのは、この二つくらいだと思われる。


それくらい、ヴィオラって実は弾くのが難しい楽器なのかもしれない。
ヴァイオリンくずれがやることが多い上に曲も少ないから、侮られてる傾向があるが、なかなかどうして。
ヴァイオリンとはまた違った技術を要求されるし、違った魅力を持った、すごい楽器だと思うよ。

ヴァイオリンにはない、チェロにもない、独特の世界がある。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

安定した構え方で弾く。

昨日は、あまりにもダルくて眠くて、練習を休んだんですわ。

そしたら、今日になってヴァイオリン弾いてみたら。
まあ、たった1日休んだだけで、すごく衰えを感じてしまう。

左手指に、力が入らないよ……

前は、1日休んだくらいだと、かえって疲れがとれていい感じだったものだったが。
最近、ダメですね。

ちょっとだけでもいいから、毎日弾かないとダメっぽい。
まあ、昨日もそう思ってはいたんだけど。
あまりにも眠くてダルくて、まったく練習できなかった。


つーことで今日は、まずヴァイオリン。
コレルリのラ・フォリア、ゆっくり練習からの、CD合わせ。
ちょーっと、指がヘナヘナになっている。
弾きにくい……

でも構え方は、前よりもどんどん安定してきている感じ。
安定した構え方で、ずっと最後まで弾けるようになってきている。
この調子だ……

続いてバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調からサラバンド、ジーグ。
サラバンドは、弾いているうちにほとんど暗譜してしまった。
まさかこの歳で暗譜できるとは。

もう、覚えられないかと思ってた……

なんか、最近、練習を頻繁にするようになってから、記憶力が戻ってきた気がする。
えーとですね、仕事で割とエクセルに数字を打ち込むことが多いのですが。
こないだまでは、6桁の数字を打ち込むときに、6桁の数字を覚えられなかったんですね。

たとえば、845,764円とか、そういった数字が請求書に載っていて、それをエクセルに打ち込むというとき、3桁ずつに区切らないと入力できなくて。
いちいち、請求書を見ながら、2回に分けて入力したり。

ところが、最近は6桁の数字が、一回見ただけで覚えられて。
一回で入力できるんですよ。

ちょっと驚き。
歳とるにつれて、どんどん短期記憶が弱ってきているのを感じていたのだが……

ヴァイオリンとかヴィオラとか、毎日練習するようにしたら、短期記憶の力が復活してきたみたいで。
すごいですね……

これで、認知症とかにはならずに済むかな!
認知症だけは、なりたくねぇからな……絶対に。

これからも一生、ヴァイオリン&ヴィオラだけは弾き続けよう……


あ、それからヴィオラの練習に移行。

ヴィオラの方は、まだ新しい、安定した構え方に体が馴染んでいなくて。
相変わらずの修行。

安定した構えを意識しつつ、ラフのカヴァティーナ。
う~ん、どうも、長い音でヴィヴラートをかけるときに、構えがズレやすい傾向がある。
ここは鉄の意志で、構え方を固定したまま、異常な弾きにくさを感じつつも我慢して、ヴィヴラートをかけていく。

だんだん、左肩の感触とか、左手の感覚とか……そういったものが、分かってくる。
どうも、左手、左腕、全体の柔軟性が必要とされるみたいですね。

今までは、体が硬くてダメだった。
いや、今でも硬いんだけど、硬さに甘んじていてはダメなことは、よく実感できた。

必要な動きに、体を合わせていく、無理やりに適合させていくことが重要だ、ということを認識した。

そういったことを気を付けつつ、ロンドンデリーの歌。
うん。
弾きづらくても、弾きにくくても、構え方を安定させたまま弾く方が、結局、本当は弾きやすい。
音がすんなりと出る。
ヴィオラらしい、いい音が……

ヴィヴラートも、安定した構え方の方が、結局最終的にはかけやすい。

安定した構えから出る、大きくて低くて太い音に、ヴィヴラートをふよよよん、とかけると、よくCDやらYou tubeやらで聴かれるような、ヴィオラのいい音が出てくる。

ああ……これだったのか。
こういうことだったのか……
今までずっと、分からなかったよ。
なぜ、自分はいい音で弾けなかったのか……

(TへT)


やっと、いい音で弾ける日が来た。
まあ、あまり流暢には弾けないけども。

左手の、とくに小指あたりは、筋力が足りてなくて素早く動けないけども。

でもいいんだ……
構え方ひとつで、これほどまでに違うとはね。
驚いちゃったよ。


そしてバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調から、プレリュード、アルマンド、クーラント。
これらも、安定した構え方にこだわって、弾く。
まだまだ、右手の弓がね、慣れないというか硬いというか。

すんなりしなやかには、弾けない。
まあ、1年とか2年とか頑張れば、そのうち馴染んでくるだろう。
気長に取り組むことが肝要だ。


そしていよいよ、シューベルト、アルペジョーネソナタ。
今日は第1楽章を最後まで譜読みだけしてみた。

譜読みするだけなら、できるんですよ。
これ無理! とかいうほどの難易度ではないです。

とりあえず音をとるだけなら、可能なレベル。
しかし、これを完璧に、ちゃんと音楽的に、流暢に弾くのは、けっこうたいへん。
簡単ではない。

でも弾きたいなぁ……


この曲でも、16分音符で細かいところよりも、長めの音でヴィヴラートをかけるところで、構え方がズレそうになる。
そこも、鉄の意志で構え方を固持しつつ、ヴィヴラートをかけていく……

だんだん、安定した構え方が体に馴染んできた印象が。

おっ、すごいぞ。

ちょっと調子に乗って、テレマンのヴィオラ協奏曲ト長調を弾いてみた。
第1楽章から、いい音がバンバン出まくり。
やはり、安定した構え方の威力は大きい……
第2楽章も、第3楽章も、安定した構え方で大砲のように爆音を響かせながら弾き進む。
いいぞ、いいよ、この調子!

第4楽章。
テンポが速く、かなりノリのいい楽章。
これも、調子に乗ってノリノリで弾けたじゃないか。

すげぇな。

かなり、身についてきた感じ?


最後にもう1回、アルペジョーネソナタを弾いて、その暗さに浸ってから、終わりにした。


でも、明日になるとまた忘れて、ダメな弾き方に戻ってたりするんだよな。


毎日毎日、少しずつ慣らしていくしかない。

修行→忘れる→修行し直し→忘れる→また修行し直し→忘れる→以下繰り返し

1年くらい続けているうち、気が付くと1年前と比べてずいぶんと進歩していたりする。


これからも頑張ろう。
いや、頑張っているつもりはないんですけどね。

ただ、面白いからやってるだけで。



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ヴィオラ弾ける気がしねぇ…

今日はさすがに疲れたので、少なめ練習。

ヴァイオリンはバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調から、アルマンドを弾いてみて、それからサラバンドを正確に音程を取って、それで終了。
ジーグは難しいのでお休み。ラ・フォリアもお休み。


そして、メインのヴィオラ。
とにかくですねー、ヴィオラで、安定した構え方で弾く修練を日々、続けたいワケです。
ヴァイオリンの方では、かなり身についてきたのだけれど、ヴィオラではまったく身についていない。

まずは簡単な易しい曲で馴染もう、と思って、ヴィオラ名曲31選を開いて、バッハのアリオーソを弾いてみた。
これはチェンバロ協奏曲第5番ト短調だったかな~、その第2楽章を編曲したもの。
(※注:ヘ短調です。ト短調はヴァイオリン用編曲版)

一説には、もともとはヴァイオリン協奏曲か何かだったのではないか、と言われているが、原曲が失われてしまっているため本来の楽器が何だったのかは謎になってしまっている。

それをちょっと弾いてみた。
クソつまらねぇ……

もともとの、装飾音たっぷりのがいい味なんであって。
装飾音を全部はぶいたこのバージョンは、はっきり言ってクソつまらねぇですな。

スィングルシンガーズがカバーしていて、その昔、AC(公共広告機構)のCMに使われていたっけなぁ。
あれはすごく良かった。
CDも持っている。

あの味わいなどあるハズもなく。


ガッカリしつつ、ラフのカヴァティーナを弾く。
これはいい曲だね……

無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュードも弾く。
最後の第4ポジション、昨日は音程感が狂った、と書いたが、その辺を意識しつつ慎重に弾いたら、別に狂ってなかった。
油断するとダメらしい。
明日も慎重に正確に音程を取ろう。

ハイポジションの音程つながりで、テレマンのヴィオラ協奏曲ト長調も第1楽章と第2楽章だけ弾いてみた。
使ってる楽譜のバージョンでは、第2楽章のラストで、ヴィオラが第5ポジションまで上がってオケの1stヴァイオリンと同じ音を弾くようにされている。
そこの音程も、前は狂っていたので今日、改めて音程を取ってみた。
意識して慎重に取ると、狂ってなくてちゃんと合っていた。

調子に乗って油断してると、音程が狂うということらしい。


そしてシューベルトのアルペジョーネソナタ。
今日もとりあえず、提示部のみを弾いてみる。

この曲なんですが、なぜ今、アルペジョーネなのか、というと。
ヴィオラはとにかく曲が少なくて、前に弾いたことのある曲ばかりしか手元になく。
前に弾いたことのある曲だと、以前の不安定なダメな構え方時代の弾き方の悪いクセがつきまくっていて、曲を弾くだけで悪い弾き方がガンガンよみがえってきてしまって往生するワケです。

特にバッハ無伴奏チェロ組曲あたりはその傾向が強い。
だから、新しい曲を、新しい構え方で新規に譜読みしよう、と思って、あとCD付きだとピアノパートに合わせて弾けるし、アルペジョーネソナタはその条件を十分に満たしてるな! ということで購入した。


んで、新しい、安定した構え方でアルペジョーネソナタを頑張って弾いてはいるのですが。

どうも、この、非常に難しいですね。
いや、曲自体は、指使い的、テクニック的にそれほど困難を極めるというほどでもなく、頑張れば弾けそうなレベルではあるのです。
問題は、新しい、安定した構え方の方。

基本、安定した構え方で一度構えたら、途中で構え直したりしないでそのまま固定で弾きとおす、ってのが基本なんですが。
これがまた、弾けない。

やっぱり、前の不安定でダメな構え方で弾いてきたそのクセが強すぎて、新しい構え方での微妙な角度の違いが、猛烈な違和感となって襲い掛かってきます。

それは右手のボーイングだけじゃなく、左手の押さえ方にも強烈に影響を及ぼしている。


まず、左肩をぐっ、と前に出して楽器を乗せて、顎を顎当てに乗せて、楽器を安定させてから弾き始めるワケなんですが。
ちょっと難しげな指使いだとか、長い音でヴィヴラートを掛けたりだとか……そのたびに、構え方がズレそうになる。
以前の、ダメな構え方に戻ろうとしてしまうんですね。

なかなか、新しい構え方に体が、右手が左手が、馴染まなくて。

とっても弾きづらい。
もう、曲を弾いているというよりも、肉体的な訓練をしている割合の方が高くて。
なかなか、音楽的に弾くとかそういうレベルに達しない。

右手のボーイングもぎこちないし……
曲っぽくノリノリで弾けない。
全然、弾けないワケです。


でも、ここで諦めていたんじゃあ、安定した構えで弾けるようにならないので、毎日少しずつ頑張るしかない。


安定した構え方はですね~、その効果は実は絶大に出ておりまして。
音の出は、非常に安定するんですね。

前みたいに猛烈に頑張らなくても、いい音がずごーん、ぶおーん、と出てくれるんです。
楽器の構えが安定しているので、余裕でいい音を朗々と響かせられる。

その分、左手の押さえも強い筋力が必要とされる。

そりゃあ、以前のようには弾けないワケだよな……


アルペジョーネソナタ、すらすらと流暢には弾けないけども、でも音は確実に前より良くなっている。
自分的に理想とするような、ヴィオラのいい音が出ている。
ゆっくりでも、ヴィオラらしい、いい音でアルペジョーネソナタを弾けると、すっっっっっっごく、沁みますね!


暗くて、実にいい曲だ。

でも、弾けるまでにはまだまだ多大な時間、歳月が必要そうだ……
いつになるやら、今のところまったく見通しはない。

それでも毎日、少しずつチャレーーーーンジっ!!



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アルペジョーネ2日目

今日は練習は少しだけにしておこう、とか思ったのだが……

結局、いっぱいやってしまった。
なんか、ヴィオラをたくさん弾いた方が、よく眠れるみたいなんですよね。
恐らく、精神が安定するせいだと思われる。

ヴィオラの音色って、適度に低くて、落ち着くのです。
ヴァイオリンの高音は魅力的だけど、どっちかっつーとハイテンションになり過ぎる傾向が強いからね。
ヴィオラなら、しっとりと落ち着いた雰囲気に。


ま、それはともかく、今日はヴァイオリンの方は、ラ・フォリアをCD合わせはしないで、ゆっくりと確実に音程を取った。
CDに合わせて、ノリノリで弾いてばかりいると、どうも音程が乱れてくるんですね。
あちこち、変な音程になる箇所が出てきてしまう。
なので、もう一度、初心に帰ってゆっくりとひとつひとつ、音程を正確に確実にとっていく。
一つの音から次の音へ、和声的な響きをよく聴きながら音程を取っていくのです。

次にバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調のサラバンド。
これはもともとゆっくりな曲だけども、そんでもあまり曲っぽく弾かないで、音程を確実に取っていく。
ジーグも、ゆっくりとさらう。

まあ、ちょっと疲れていて、テンポで弾けなかったからゆっくり練習した、というのが実情なんだけど、こういう練習もしておかないと、音程が乱れていく一方になってしまう。



続いてヴィオラ。
どうも、今日は調弦が合わなくて難儀した。
1番線のAが、とにかく合わない。
音叉で合わせてるんだけども、何度やっても合わない。

まあ、完璧ではないけどそこそこ合ってないこともない、というあたりで妥協して。

昨日書いた、ラフのカヴァティーナやロンドンデリーの歌から始まって。
注意するポイントは、楽器の構え方。

安定して構えられる構え方のまま、最初から最後まで弾きとおすよう努める。
以前の、ダメな構え方だとですねー、曲を弾いてる途中でだんだん楽器がズレできてしまって、休符のところでぐいっ、と楽器を構え直したり、ってのが頻発していたんですわ。

それを、やめる。
最初に安定した構え方で構えて、そのまま固定で曲を最後まで弾きとおすんです。
そうすると、これまでの左手の押さえ方、右手のボーイング、その両方がいかにズレまくっていたか、が実感されてくる。

曲の途中で、左手にも右手にも、物凄い違和感が襲ってくるんですな。
それに負けずに、構え方を固定のまま、左手と右手を強制的に矯正していくのです。

けっこう、キツいですけど、今までずっと、自分の弾き方はなんかおかしいぞ、間違ってるぞ、と思ってきたので、それを直すためならどんな苦労も厭わない。

バッハの無伴奏チェロ組曲も、同様に構え方を安定させてから、それを固定で弾き進める。
プレリュードもずいぶんと、新しい構え方に慣れてきた。
しかし、ここで問題発生。
最後、第4ポジションに上がって大いに盛り上がって終わるワケなんだけども、第4ポジションでの音程感が、かなり狂ってしまっていることに気が付いた。
どうも、正しい音程よりも高めに取る、変なクセがついているようで、音程が決まらない。
とてもヤバい……

しかし、時間を掛けて、歳月を掛けて直していくしかない。
アルマンドも弾いてから、いよいよシューベルトのアルペジョーネソナタ。


いや~。
相変わらず、暗いですね、この曲。
他人に、いいよこの曲! って自信をもって薦められるか、と言われれば、とても薦められたモンじゃありませんね!

でも、あの悲痛極まりない、欝々とした主題を弾くと……


今までにあった、つら過ぎること、理不尽なこと……くやしいこと、悲しいこと……そういったネガティブ極まりない記憶がどんどんよみがえってきて、そして、癒されますね。

むしろ。


う~ん。
心に傷とか負ってる人には、すごくいいかもしれないね。


シューベルト、さすがである。


まだ提示部だけ練習しています。
展開部には、入っていない。

ま、ゆっくりじっくりと、焦らずに進んでいくつもり。
別に、いつまでに曲を仕上げるとか、そういうのは何もないので。


かつて、発表会だとか演奏会だとか、いろいろあったときは、期日までに曲を弾かなきゃいけなかったからね。
今みたいに、じっくりと腰を据えて、構え方を変えるとか、無理だった。

構え方を変えたら、曲を何も弾けなくなったからね。
当初は。

そんなことしてる暇、なかったからな~、あの当時は。

とにかく、発表会の曲だとか、オーケストラの曲だとか、目先の曲をとりあえず弾ける弾き方で弾きこなしていくことだけが要求されて、1年も2年も、弾く力が著しく衰えてまでも弾き方を変えるとか、そんなことやってる余裕なかった。


今は、そういう縛りが何もないので、曲を何も弾けなくなっても、構え方を変えて、1年も2年も掛けてその弾き方に体を馴染ませていく、という荒療治ができる。


こういう、肉体的な改造が必要な事柄って、ある日分かったからといって次の日から余裕で出来ちゃう、なんてことはまったくないワケじゃないですか。

正しい構え方が分かった! と思ったって、その弾き方に体が馴染むには、1年とか2年とか、長い歳月が掛かる。
その間、曲が何も弾けなくなったとしても、先々のことを考えて、より正しい弾き方を身に付ける方を選ぶんです。


それが、発表会やら、演奏会やら、目先の曲をとりあえず弾かなけりゃいけない、という縛りがあると、できないワケです。
どんなに間違った、誤魔化し奏法であったとしても、とりあえず今、弾ける弾き方で弾くしかない。
本当に向上することなんて、出来るハズがないんだ。


若ければ、弾き方を変えるのも短期間でできるかもしれないが、ワシみたいに年齢がイッってからやり始めたレイトには、その辺、すっごくキツいワケですよ。


結局ですねー、ヴァイオリンの先生やってる人って、小さい頃からやってるから、歳取ってからやり始めたレイトの苦悩を理解できないんですな。
レイトに必要なことが何か、も知らない。
レイトを指導できないんです。


そのクセ、偉そうにしてるから、腹が立つんですよ。

もう二度と、誰かについて習おうとは思わないですね。


※注:真似しないでください。



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アルペジョーネソナタキタ━━(゚∀゚).━━!!!

今日、とうとうシューベルト作曲、アルペジョーネソナタイ短調の楽譜(CD付)が届いた。

キタヨキタヨヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノキチャッタヨ-!!!!!!


もうドキワクで、むしろなかなか弾けなかったよ。


今日は久~しぶりに、孫Rちゃんのヴァイオリンを見た。
先生は、今度から右手のスパルタが始まる宣言をしたらしいが、なるほど。
確かに、弓の持ち方がてんでなっちゃあいなかった……

ワタシ自らが教えろよ、と思うかもしれないが。
身内だと、甘えが出てしまってね……ダメなんですわ。
やっぱり、指導は他人であるプロの先生にお願いして。

ワタシは、コレルリのラ・フォリアの主題部分を弾いてあげたら、Rちゃんはすっごく喜んで。
そして、自分も弾きたくて、どうやって弾くのか教えてくれ、と頼んでくるんだけど、さすがにまだファーストポジションしかやったことないんでは、教えるも何もあったモンじゃない。

でも憧れをかき立てるのには成功しているから。
ワタシらが帰った後、ちゃんと練習していたらしい……


こういう、「この曲いいっ! 弾きたい!!」っていうのが、一番、上達するんですよね。
そういうのがなくて、ただガミガミ言って無理矢理やらせても、絶対、うまくなんかなるハズがない。

まあ、そうは言ってもねー。
Rちゃんは小さく生まれたから、肉体的にはどうしても不器用で、指の筋力が足りてない。
You tubeで見ると、もうRちゃんより下の年齢で、バッハのコンチェルト弾いてる子とかいたりするけども。
さすがに、あそこまでは無理だな……と思うワケです。


でも、ま、ワタシなんて、ヴァイオリン習い始めたの、高2ですからね!
そんでも、この程度には弾けるワケですから。

捨てたモンじゃないぜッ!!

Σ(-`Д´-;)q


そんなこんなで。
家に帰って、またしてもコレルリのラ・フォリアを練習。
かなり、弾けてきた。
CDに合わせても、ずいぶんと弾けてきていて。
あの16分音符のところが弾ければ、ほぼ全部弾けそうな……


その後はバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調からサラバンドとジーグ。
こちらも、弾けてきている。

やっぱりですねー、ラ・フォリアで、CDに合わせて細かくて速い16分音符のところを、無理矢理速く弾こうと努めていると、なんか知らんが少しずつ弾けてくるんですね。
そうすると、他の曲を弾くときも、以前よりも弾けるようになっている。

最近、歳とって速く弾けなくなってきたな~、なんて思って、どうせ弾けないや、と諦めていたら、ずっと弾けないままで終わる。
それを、無理を承知で、とにかく無理矢理でも必死になって速く弾こうと毎日、努力してると、不思議なことにそこそこ速く弾けるようになってくる。


人間、諦めないことが肝心ですね。


で、ヴァイオリンを一通り練習したら、いよいよヴィオラ。
アルペジョーネソナタは最後の楽しみにとっておいて。

最初は、ウォーミングアップ的に易しい曲からいつも弾いている。
Raff(ラフ)という人が作曲した、「カヴァティーナ」のヴィオラ用編曲がありまして、それをまず弾きます。
この曲は、確かヴィオラ名曲31選にも収録されていたような気がするが、それじゃなくて、何だか素性の知れない、全部英語で書いてあるヴィオラ教本的なものの巻末に載っているバージョンである。
この教本は、前に先生について習っていた頃に、必要そうな部分だけコピーさせてもらったものなので、タイトルとかつくった人とかがまったく分からない。

そこに掲載されている楽譜がですねー、名編曲なので、もうずーっと前から時々弾いていた。
特に終盤、二重音を多用するようになっている辺りが激烈にいい味出しまくっている、ナイス編曲なのであった。

あと、ロンドンデリーの歌も入っていて、それも激・いい。
なのでそれもとりあえず弾いておく。

ヴィオラは相変わらず、いい音出まくっている……

そのいい音を失わないよう、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番も練習してみるのだが。
どうも、バッハは難しいようで。

前に弾いたときの感覚が、強烈に体に染みついてしまっていて、以前のダメな構え方時代のボーイングがよみがえってきてしまって、いくら矯正しても矯正しても、まだ抜けきらない。

いわば、汚れた雑巾を洗って絞って、濁った灰色の水が出てくるけども、これがいくら洗って絞って、洗って絞っても、まだ灰色の濁った水が出てくる感じ。

いつまでも、綺麗にならない、という。

ヴァイオリンの方は、もうかなり新しい構え方に馴染んできて、雑巾を洗って絞ると、透明な水が出てきてもうあまり汚れていない感じ。
しかしヴィオラはまだダメなようで。

まだまだ、濁った灰色の水が出てくる。

洗っても洗っても、絞ると灰色の濁った水。

この程度で負けてたまるか。
ヴァイオリンは、変えた構え方に慣れるまで2年くらい掛かった。
ヴィオラも、2年くらい頑張れば、いずれ体が馴染むだろう……

なんか、ヴァイオリンとヴィオラでは、楽器の大きさが違うせいだと思うけども、構え方自体も微妙に異なるみたいなんですね。
そうすると、弓の当て方、引き方、角度も微妙に違う。
だから、いくらヴァイオリンで修行しても、ヴィオラはヴィオラでまた別に修行し直さないと、ダメみたいで。

よっしゃ、そんならヴィオラでも一丁、とことんやってやろうじゃないの。
ということで。
バッハの無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュード、アルマンド、クーラントを集中的に練習。
特にプレリュードは移弦が激難しいので、何度も何度も繰り返し練習。
最後、第4ポジションに上がって盛り上がるところも、何気に激ムズいので、繰り返し練習。

おかげで、最後にはそこそこ弾けるようになってきた。
でも、すぐに忘れて前のダメな弾き方に戻っちゃうんだよね~。

めげずに続けるしかないな。

続いて、なぜかテレマンのヴィオラ協奏曲ト長調。
全楽章を一通り弾いてみる。

いや~、以前より、楽にいい音が出まくりますな。
楽器を調整してもらって、弓を新調したことが大きいけども、それに加えて構え方を変えたのも重要なポイントだ。
構え方を変えたことで、楽器が安定したんですね。

楽器が安定していると、音を余裕で出せるワケなんです。
構え方がダメだった頃は、音を出すのがしんどくて、余裕で出せなかった。

そこも、大きな違い。


間違い、ない。

そしてさんざん焦らした後、ようやくシューベルトのアルペジョーネソナタに……



弾いてみた。
You tubeで見ると、なんだかすっごく難しそうに聞こえてきたけど、譜読みしてみるとそこまでじゃなかった。
まだ、前半というか提示部というのか? 展開部にはまだ入らないところまでとりあえず譜読み。

初見でもどうにか弾けるレベルだぞッ!!


しかし、この曲、暗くて深刻ですねっ!
めっちゃ鬱。
激しく鬱な曲。

だが、そこがいい……


バッハとか、バロックの短調の曲も悲劇的なのがあるけども、シューベルトほどは暗くないですよね。

シューベルトの曲は、マジで暗い……
極鬱状態だね。


シューベルトっていうと、ピアノ五重奏曲“ます”ってのがありますね。
あれに、ヴィオラで参加させてもらったことがあったが……あの当時はド下手くそで……よくもまあ、あんなんで混ざってたもんだな、と呆れるレベルだった。

あの曲は、鬱っぽくはなくて、むしろ明るく躍動的な、快活な曲だった。

対してこちらのアルペジョーネソナタは、作曲した頃、シューベルトは梅毒に侵されていたというではないですか。
それでこんな鬱極まりない曲を作曲してしまったのか……

ラ・フォリアとかバッハの無伴奏とか、短調で悲しげな曲ではあるけども、一応、そこには何か「感動」があるじゃないですか。

でもアルペジョーネソナタには、感動というよりも、悲痛さというか、ひたすら沈み込んでいく鬱そのもの、しかないような感じがする。

こう、じんわりと「いいなぁ~!」っていう感動じゃなくって、もうただひたすら悲痛で沈鬱。
激鬱と言った方がいいかも。
もはや悲劇という言葉すら生ぬるい。

なんでしょうね。
鬱、としか言いようがないような。

これはあれかな、チャイコフスキーの“悲愴”交響曲みたいなものなのか。
鬱の人が、共感を寄せるような。


ま、俺もどっちかっつーと鬱系の人間だからね……


アルペジョーネソナタ、激いいです。
なんだか、思った以上に、良かった。
テクニック的に、それほど激ムズでもなかったのが、とてもよかったッス。

頑張って、完璧に仕上げて録音しよう……
そしていつか、人前で演奏しよう。


こんな鬱な曲、聴きたい人がどれだけいるのか!?

はなはだ疑問ではあるが……
まずは、You tubeを見て、ボーイングの研究だな。
どうも楽譜に指示されているボーイングは、弾きづらいので。


……ってゆーか、もう夜中の1時かよ。
やべぇ……アルペジョーネソナタに夢中になり過ぎだよ……
確実に、明日に差し支えるな。

……仕事しろよ。
(-_-;)

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

プロフィール

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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