やっぱりクラシック音楽の偉大さ

ヴァイオリンでさんざん、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043(通称ドッペル)を合わせたら、目が回るというか頭がクラクラしてしまって、さすがにベッドに倒れ込んで少し眠った。

その後。


夕飯をしたためたり風呂に入ったりしてゆったりしてから、おもむろにヴィオラ開始。
やっぱり、ヴィオラも少しは弾いておかないと、弾けなくなっちゃうので。


んで、ヴィオラで何弾くかな~、っていうとき。

やっぱり中島みゆきだぜ~っ!
……とは、ならなくて。


クラシックに回帰する。
と、いうのはですね。
中島みゆきとか、昭和歌謡、J-POPもすごくいいのはいいんですが。
ヴィヴラートを激烈にかけて猛烈に歌い込む曲ばかり弾いていると、テクニック的に乱れてくるんですね。


落ち着かないというか、地に足が付かないというか。
テクニックの安定性が、損なわれてくるのを感じる。

なので今日は、初心に帰ってまずはラフのカヴァティーナ。
それからバッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調からプレリュード、アルマンド、クーラント。


バッハのいいところはですね、演奏テクニックの維持管理に適している、という点ですよね。


ワタシはレイトということもあって、練習曲とか、大嫌いだしほとんどやってないんですよ。
今更やりたくもないですし。

しかし、バッハの曲は、弾くだけで基礎的なテクニックの訓練に必要な要素を的確に満たしているところがある。

これはすげぇです。

この辺は別に、ワタシの個人的見解でもなんでもなく。
世界的チェリストのミッシャ・マイスキーが20年くらい前にテレビで言っていたのだけれど。

どうしても移動とかで練習時間が取れないときでも、バッハの無伴奏だけは弾くようにしている、という。
なぜなら、基礎的訓練に必要な要素が、過不足なく盛り込まれているから、みたいな。

そんなようなことを言っていた。
それは、ワタシのようなただのレイトの素人が弾いてさえ、同じように感じるワケなんですね。
バッハの無伴奏、マジで神ですよ。

音楽的にも、感動的でとてつもなく優れていて、さらに基礎的訓練にも最適で、毎日弾くのにうってつけ、だなんて、バッハってマジで音楽の父どころじゃなくて、音楽の神なんじゃないの? と思っちまいます。


ヴィオラだけじゃなくて、ヴァイオリンの方だって、無伴奏ヴァイオリンのパルティータのうち、第2番ニ短調は、無伴奏チェロ組曲と似たような性格を持っている。
ただし、最後のシャコンヌは難し過ぎて除外するけども……


無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004の、最初の4曲、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグは、基礎的訓練にホント最適な内容になっている、と今更ながらに思います。

だから、今でもちょこちょこ弾いている。


前に、先生について習っていた頃、どういうワケか、先生がこの4曲をアルマンドから順番にやっていけ、と指導していたんですよ。
でもワタシはバカで派手好きで目立ちたがり屋でしたから。
シャコンヌみたいな、重音バリバリのド派手な曲を弾きたがるワケです。
まあ、パルティータ3番のガヴォット・アン・ロンドーは弾きましたけども。

でも、なぜか先生の推しは、パルティータ2番のアルマンド、クーラントあたり。
なんで?
あんな、つまんない曲!

って思ってたら。
今になって、その意図がよ~~~く、分かりました。

実に、基礎的な訓練が程よく盛り込まれた、素晴らしい練習曲になっています!
しかも、ただの練習曲とは違って、深い哀愁を湛えて情感豊かな味わい深い曲だし。


いや、マジでバッハって何なの?
神なの??


すごすぎるわ。


そんなバッハの偉大さ、すごさに、背筋が凍る思いすらした日曜日。
明日からまた仕事だぁ~、もう寝よ。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

Jenny Yun ちゃんと共演だッ!!

さてさて、今日は、日曜日ということで。
Perpetual Motion に一通り取り組んだ後は。


お楽しみタイムです!!

マイ・スウィート・アイドル、Jenny Yun ちゃんのYou tube 動画には、なんと、バッハの二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043の、1stヴァイオリンパートを抜いて2ndヴァイオリン&ピアノ伴奏だけで弾いたバージョンがあるじゃないですか。

↓コレ




かっ、可愛い……
ズキュ━━(*〃´Å`〃)━━>>ンッ


あ、いや、そういうことじゃなくて、ですね。
この動画、ソロの1stヴァイオリンパートは、あなたが合わせてねっ♪(・ω<)~☆
っていう意味だと思うんですよ。

分かったッ!!
ε-(`・ω・´)フンッ



任せとけッ!!


……そうは言っても。
You tube 動画だと、いくら音量を上げても、パソコン内蔵のスピーカーじゃ、限界があってすぐに音が割れるし。
音量も十分に出ない。

ありゃりゃ……これはダメか?
と一時は思ったが。

しゃーねーな……You tube 動画を再生しつつ、ICレコーダーをパソコンのヘッドホンジャックにつないで音を拾って録音。
その録音を、いろいろな処理の後、CD-RWに焼き付けて、CDラジカセで再生。

十分な音量と、音質を確保できたぜッ!!
o(`・д・´)ノ


そして、バッハ作曲、二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043を、1stヴァイオリンソロ→ワタシ、2ndヴァイオリンソロ→Jenny Yun ちゃん、伴奏はピアノ、という編成(?)で弾いてみた。



結果。



テンポ速すぎて全然弾けねぇ~~!!
(T▽T)



聴いた感じだと、いい感じのテンポで速すぎず、イケるかな? と思ったのが甘かった。
普通に、イツァーク・パールマンとかのCDと同じような、プロ向けのテンポだった(笑)

Jenny Yun ちゃん……可愛い顔して、鬼すぎるゼ……



しゃーない。
合わせられるまで、特訓だーッ!!
(`ヘ´#)


……いったい、何回合わせたのだろうか。
記憶にある限りだと、5~6回は合わせて弾いた気がする……


不思議なモンで、何度も合わせていると、最初は速すぎてとても無理ッ! とか思っても、だんだん順応してくるのか、それなりに合わせられるようになってくる。

まあ、この曲、ずーっと前からちょこちょこ弾いていて、音はほぼ完璧に覚えちゃってますからね……

あとは、あのテンポで弾けるかどうか? が焦点になる。

あのテンポで弾くとなると、かなり左手指の技量が足りないこと実感。
しかし、俺は諦めない。

俺様の辞書に、「諦める」という文字はない。
諦めが悪いというか往生際が悪いというか、ただ単にバカなのか、未だにメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とかパガニーニのカプリースだとか、その他ロマン派の激ムズ・ヴィルトゥオーゾ的楽曲だって、諦めてはいませんからね。

今はダメでも、60歳、70歳になったら弾けるんちゃう?
みたいな(笑)


それはともかく、少しずつ、合わせられるようになっていく。
ただ、どうも一部、何度やっても合わない箇所があったり。

まあ、取り組んでいればそのうち合わせられる日も来るだろう……
こういう、アバウトさというか寛容さというか、あまりコン詰めないくらいのスタンスが、いいと思うよ。

コンクール目指す若者じゃあるまいし。
そのうち出来るさぁ、出来なかったら出来なかったで、それはそれでいいじゃん。

何にこだわって、何と闘う必要があるというのか。
楽しむことが、最優先。

気合い入れて根詰めて、追求して何を得たいのか。
ワタシは、別に何も得たいものなどありゃしません。

今、このときが楽しいことが、最重要なのです。
その結果、向上するならそれに越したことはない。

そんくらいのスタンスです。


ま、Jenny Yun ちゃんに合わせるのはかなり難しかったが、それにチャレンジする、ってのが楽しいワケで。
別に、結果が出ようが出まいが、そんなのは関係ないんです。

そりゃあ、上手に、綺麗に合わせられたら、録音してアップしたりしちゃいますけどね?
今のところ、その気配はない……


前にも言いましたが、本番のテンポで本番弾きするときは、軽く弾きます。
左手も重たく押さえないで、軽く押さえる。
右手の弓はなおさらで、軽く弦の上を滑って、弦を震わせて楽器本体を振動させるだけ。

これが、口で言うほどには簡単じゃないんだ。
左手があのテンポだとひっじょ~に動きづらい。
かなりキツいッス。
左手を軽く押さえてさえ、正しい音程、豊かな音量を保たなければならない、となると、途端に激烈に鬼ムズになってくるワケですよ。

でも、かなりいい訓練になったと思う
あのくらいの訓練をしてなかったら、とうてい人前では弾けやしないよ……


人前で弾く、という件に関しては、また別項目で論じるかもしれないし論じないかもしれない。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

スピッカート奏法。

先日、Carl Bohm のPerpetual Motion という曲の演奏動画を貼り付けた。

あれの楽譜が、Google画像検索で入手できたので、さっそく弾いてみた。

(クリックで拡大)
b168dbbe99ba58b71ac45304b68f556ebdc208ad.png


なんだかキッタネェ譜面だが、十分音は拾えるので、普通に弾ける。
んで、弾いてみてどうか。


クッソ簡単ですね。

┐('~`;)┌


左手はね。
楽譜を見てもらえばお分かりいただけるかと思うが、16分音符で動いているかと思ったら、それはハッタリで実は8分音符単位でしか動いていなかった。
8分音符を16分音符二つに分けて、タカタカタカタカ弾ませているだけで、左手で見れば、8分音符が連続する曲でしかない、という……

動画を見る限りでは、もっと難しい曲なのかと思ってた。


じゃあ、この曲は楽勝なのか、というとそうでもない。
この曲の神髄は、もうお察しの通り、弓の方、右手・右腕にある。


左手は激簡単でも、これを終始、弓を弾ませるスピッカート奏法で弾くことができるかどうか? が問われるワケでして。


ワタシ、実はですね。
スピッカート奏法を真面目に練習したことは、30年超にもに及ぶヴァイオリン人生の中で、ただの一度もありませんでした。
はい、ただの一度も、ございません。

スピッカートで弾こう、その奏法を身につけよう、と頑張ったことは、一切ありませんでした。


じゃあ、この曲、弾けなかったのか。
スピッカート、できなかったのか……?





できました。




スピッカートで、弾けました。
弓、タカタカタカタカ弾みました。


なんで?
と思うに。


30年以上もヴァイオリンと触れ合っているとですねー、スピッカート奏法なんて、いつしか自然にできているものみたいです。
というのは、バッハのヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041ですけど、この曲、ワタシはもう何年にもわたって、ときどき弾き続けている。
最近でも、たまに弾くときがあります。
この中に、16分音符をスラーでつながないで、ひとつずつ連続で弾く場面が出てきます。
ここを弾いているときに、いつしか、自然と弓が弾んでスピッカート奏法になっちゃってたことがあった。
しかし。

「……あれ、ワシ、今弓弾ませてるやん。これ、なんていうテクニックやったっけ? まあええわ」

みたいにスルーしてました。
だから、いつの間にか自然にできていた。

なので、今回、Perpetual Motion を弾いてみたときも、すでに出来てますから、最初からすんなりと弓が弾みましたとさ。


あと、それだけじゃなく。

脳内イメージ、というのも大事。


このPerpetual Motion ですけど、動画で弾いていたJenny Yun ちゃんが可愛すぎて、何度も視聴してしまったんですね。
そのせいで、頭の中であの曲の「タカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカ……」というのがずーっと鳴り響いてしまって(笑)

脳内に流れているイメージそのままに弾くと、自然にあのスピッカートができてしまった。
いや、実は、自分できないだろ、と思ってたんですよ。本当は。


それが、意外にもあっさりとできてしまった。
いや、そりゃあね、今日の今日譜読みして、すぐに完璧にはなりませんけども。
でも、できなくて苦労する、とかいうのはなくて。
まあ、細かい部分での微細なコントロールはこれから毎日、修練を重ねて身に着けるとしても。
うまく弾けたら、録音でもしようかな。

ホントにできてんの? と疑問に思う人もいるかもしれないので……(いねぇか?)


だから、スピッカート奏法について、それをどうにかしてできるように努力しよう、とか、右手をこうして、右腕をどうして、左手はどうたら、とかやたら分析的に頑張っても、無駄な努力なんじゃないかな、と思うのです。

長年、ヴァイオリンと触れ合っていれば、楽器の物理的特性とかを体が覚えますからね。
自然と、弓を弾ませる奏法にたどり着くんじゃないか。

だから、大人から始めたレイトスターターの人が、スピッカート奏法を身に着けるためにめちゃくちゃ努力するのは、ハッキリ言って時間と労力の無駄です。
そんなくだらないこと考えないで、曲を弾き続けた方がいい。
長年、楽器に慣れ親しんでいけば、いつか自然に到達する。


ワタシがかつてついていた先生は、その辺割とアバウトでとてもよかった。
まあ、ワタシがレイトだった、というのもあったのかもしれないが、スピッカート奏法を身につけさせよう、とかいう指導は一切なかったですね。
まあ、オケや室内楽のヴィオラ要員としてしか見ていなかったから、スピッカートのようなソリスト御用達のテクニックは別に必要ないか、と考えていただけのことかもしれませんが。

でも、結果的にそれがよかった。
できもしないものを、無理に頑張ってやろうと努力して、結局できなくて挫折感を味わい、やる気をなくすくらいだったら、最初からやらないのが一番、いいです。
余計なストレスやトラウマを抱え込まなくて済みますからね。

スピッカートなんて、長いことヴァイオリンを弾いていれば、必然的に楽器の持つ物理的特性から、自然に自ずと到達する、その程度のものなんですよ。
子どもで、プロ目指す、とかなら、短期間で身に着けるとかも必要でしょうけど、ワタシみたいなレイトに、そんなモノ、必要ありゃしません。



……とは言うものの、今日一日で完璧に仕上がるワケもなくですね。
スピッカート奏法で気づいたこととしては。


弓が自然に跳ねる反発力と、それを抑えつける人差し指との間で、絶妙なバランスを保つ必要がありそうなんです。
弓は弦に当たって跳ね返って、飛び上がろうとする。
それを、弓に引っ掛けた人差し指の圧力で、下へ弦へと抑えつける。

その二つの力の均衡を絶妙に保っていくことで、あの感じになるんだなぁ、と。

しかも、そのバランスは、移弦すると変わるんですよ。
各弦によって、二つの力のバランス感が異なっているのが分かる。

その辺の、精妙な感覚については、毎日修練を重ねて体で覚えるしかないんだと思いますよ。

一応できた、とは言っても、極めるまではそれなりに長い修練が必要なワケです。



それなんで、レイトスターターの方で、これからスピッカート奏法を頑張って身に着けよう、とか考えている方がいらっしゃいましたら。


努力しない方がいいですよ。



いやいや、マジで。
努力で出来るモンじゃありません。
長年、楽器に慣れ親しむことの方が、はるかに重要です。


でも、どーしても早くスピッカートで弾きたいんだ!
カッコいいから真似したいんだっ!!

という方がおられましたならば。

You tube 動画なりで、脳内で常に鳴り響くくらいにまで何度も何度も視聴を重ね、強固な脳内イメージを作り上げてください。
何もなくても、脳内であの曲がいい感じのスピッカートで弓が弾みながら弾かれている様子が再生されるようになってください。

そして、そのイメージを保ったまま、おもむろに自分でも弾いてみましょう。
容易に、出来るハズです。

変に、右手はどう、右腕はこうで、左手はどうたら、などと分析的に努力してしまうと、絶対にできません。

100%、そんなやり方で出来るようになんてなりゃしません。


そもそも、ヴァイオリンの演奏技法自体が、そんなモノじゃない。
ヴィヴラートの掛け方にしても、日本人は根本的に間違ってますからね。


こんなこと言うと、お前何様じゃ! じゃあお前は分かってんのかよ!? とか批判が集中しそうですが。
ワタシがかつて師事していた先生は、ドイツ人(某けっこう有名でCDも出してる)の教授に師事して、ドイツ音楽の様式やら弾き方やらを学び取ってきていて、その辺に強烈なこだわりを持っていて、日本で一般に流通しているヴァイオリン奏法とかクラシック音楽(特にドイツ系)の解釈がいかに間違いだらけでバカみたいでアホっぽいかについて常に強く主張していた人だったんですよ。

そんな人の下で、正しいヴァイオリン奏法、ドイツ音楽の演奏様式、そういったものについてさんざん叩き込まれて、最後にはついていけなくなってドロップアウトしたのが、ワタシですから(だってレイトですよ?)


しかし、腐っても鯛、と言います。

ワタシにも、その血脈は確実に受け継がれてしまっている。
だから、日本人特有の、あの気持ち悪いクソヴィヴラートを見ると正直、反吐が出ますよ。

とりわけ年配の方には多いんじゃないですか。
気色悪い、指だけヴィヴラート。

近年は、日本人でもかなり西洋音楽と言いますか、ヨーロッパの伝統的なクラシック音楽と言いますか、そういったものに対する理解はだいぶ進んでいるようで、ひと昔前に比べたら各段にマシになったのではないか、と感じてはおりますけども。

まあ、ヴィヴラートに関しては、また日を改めて、怪気炎を上げるということで。
また別に項目を立てて、論ずるときが来るかもしれないし、来ないかもしれない。

とにかくですねー。
確実に言えることは、ヴァイオリン演奏とか、クラシック音楽っていうのは、日本の伝統文化でも何でもない、ということです。
ヨーロッパの伝統文化なんですよ。
だから、日本人にはその理解が十分には浸透していないんです。
わたしヴァイオリンの先生です、と偉そうにふんぞり返ってお高く留まっている人でも、本当はヴァイオリン奏法やクラシック音楽の解釈について、実はな~~~~~~んにも分かってやしない、という現実があります。
間違ったやり方でも、前例主義で無批判に受け継いでいるだけ、っていうのもあるでしょうね。
明治時代、ヴァイオリンとか西洋音楽だとかが日本に入ってきた頃。
まだヴァイオリンについてもクラシック音楽についてもよく分かっていない、生半可な日本人が作り上げたメソッドが、いつの間にか権威を得て、今でも日本のあちらこちらで正統的な方法論として伝授され、生徒を苦しめている現実があるんじゃないでしょうか。

ま、ずいぶん改善してきている感じはありますけどね……
ヨーロッパに留学したりしてきている先生も、いたりしますしね。


ま、これから習う人は、気を付けてくださいね。
(気を付けようがないけどな)

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ヴァイオリン調整依頼でひと悶着…?

ヴァイオリンの弓毛替え&調整をお願いしに行ってきた。


ウチの県には、ヴァイオリン等弦楽器の工房がそもそも存在していない。
いや、まったくゼロではないようなのだが、唯一ある一軒はけっこう遠いしホームページもなく、電話番号しかネット上に情報がないため、とても行きづらい。

それなんで、いったん、車で30分ほどの販売店に持ち込む。
そこから、県外の工房へ修理に出してもらう、という二段階の手順を踏まなければならない。


今日、少し時間が取れたので、さっそく販売店に持ち込んでみたのだが……


2番線で2の指でドを弾いたときだけ音が割れる、という現象が、再現できなくて。
しかも、人前で弾くのが1年以上ぶりくらいで久しぶりすぎて、なんだか無意識に体がガチガチに緊張しまくっているじゃないか。

2番線で音を出そうとしたら、弓がガタガタバタバタ震えまくって、音がギコーッ、とただの雑音に。
あれ? 何これ??

と思いつつも……あ、俺、今、めっちゃ緊張してる?
やべぇな……

と自覚して焦りながら、落ち着いて弓の張りを緩めて(ちょっと張り過ぎだった)、改めて2番線で順に音を出してみる。
解放弦、1の指(シ)、3の指(レ)、4の指(ミ)、そして問題の、2の指(ド)……

あれ? 音が出てる。
割れてない。
ゴツゴツ、ゴリゴリと突っかかる違和感が、なぜか感じられない……


でも、弓が微妙にスカる現象だけは、出た。
でもなんか違う……

奥から店主が出てきて、2年と3カ月ほど前にこの楽器を買ったワタシの顔なんてまったく覚えていない様子で、どこの下手くそな一見さんが来たのか、というような雰囲気を全身から醸し出しているじゃないか。

で、いかにも、あんた(俺)の弾き方が悪いだけなんじゃないの、と言いたげな様子で、自ら俺の楽器を手にして次々に音を出していく。

確かに、別に音が割れたりはせず、それなりに音が出ている。
気のせいなんじゃないの、気にしすぎなんじゃないの、などと、俺の言うこと全否定だよ。


これ、ひっじょ~に、失礼極まりなくね?


俺は、この楽器を毎日弾いてるんだよ。
その俺が、おかしい、って言ってんだけどな。

お前、ちょこっと今弾いただけで、この楽器の何が分かるっていうんだい?

ちょっと客を舐め過ぎだろ、とは思ったが、音割れ現象が再現できない以上、何を言っても説得力はない。
ただ、所詮は工房の職人ではなく販売店の店主に過ぎないから、やっぱり製作に携わってる職人じゃないと確かなことは分からないよ、ということで、けっきょくは調整に出すことになった。

なんだか、気のせいだから工房に頼むのはやめた方がいいんじゃない? みたいな方向に持っていきたい雰囲気が濃厚だったのだが、俺は自分の顔や目つきは自分で見えないけども、恐らくかなり怖い顔、目つきで睨みながら口元には笑顔を作っていたのかもしれない(それはそれで、かなり凄みがあって怖そうだ……)。


俺が引き下がらないので、店主が最終的に折れて、工房に出すことになった。

でも、店主「一応、言っておくから」って、「一応」はねぇだろ、一応は。

楽器がおかしいのは、明白な事実なんだよ。
現に、家に帰ってきてから、前に使ってた安楽器を引っ張り出して弾いてみたら、ちゃんと2番線で2の指でドの音が、スムーズに、何の違和感もなく、音はまったく割れず、すんなりふんわりとなめらかに出たからね。

どう考えても、楽器の何かが調子悪いことは明々白々である。

まったく……
なんで世の中の人間は、俺を見かけだけで判断して、すぐにバカにするのかね。
昨日も、30代に見られてしまって。
ええ加減にせぇよ。

どうも、年相応に見えないせいで、どこの若造かと軽く見られる傾向を、最近痛切に感じる。


若く見られる、ってのは女性にとっては嬉しいことかもしれないが、男にとっては、大してありがたくもない。
むしろ、バカにされやすく、軽んじられやすくて不利に働くことの方が多い気がする。


あ、話が脱線した。
ヴァイオリンの話。

で、帰りの車を運転しながら考えた。
なぜ、音が割れる現象が再現できなかったのか……

これは、あれだ。
弦をこないだ張替えたばかりだから、調弦が狂いやすくなっていた。
販売店に持ち込む間に、2番線の調弦が微妙にくるっていたのだ。

完璧に442kHzに合わせてからの、2の指でド、じゃないと、あの現象は起きないんだ。
完璧442からのドだけが、響きにくくなっているのに違いない。

しかし、販売店では微妙に442から音が下がっていた……
だから、音割れ現象が起きなかったのだ!


何という迂闊。

そこに気づいて、音叉を取り出して完璧に合わせていれば、音割れ現象を再現できて、バカにされることもなかったというのに……

慣れない環境で、緊張してしまったのが最悪の結果を招いてしまった。


まだまだ、修行が足りねえな……
くそぅ……

まあ、店主の対応もムカつくことはムカつくけども、自分自身の甘さが招いた結果でもあるからな。
人を恨むのは、筋違いというものかもしれない。


しかし、楽器の仕上がり次第では……ただではおかん。
もしも万が一、何も改善していなく、弓の毛替えをしてさえ、2番線で2の指でドの音割れが改善していなかったら……そのときは覚悟せいよ。

え、何するつもりか、って?

そんなの、その店には二度と行かず、今度からは別な店に頼むようにする、に決まってるじゃないですか。

と言っても、あともう一軒しかないんだけどね……
ちょっと競争がなさすぎて、殿様商売になって驕ってんじゃねぇのか??


でも、ちゃんと改善してたら、ヴィオラの弓毛替えも依頼するよ?

ま、俺みたいに2年にいっぺんくらいしか毛替えしないような一見さんなんて、失ったところで大した損失でもなかろうが。
悪い評判は、ネットに書くぜ?


どこ、とはハッキリ言わないまでも。


あんまり商売舐めんなや。



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やっべ、マジ楽しいコレ……

昨日ご紹介した『ヴィオラで/「また君に恋してる」「ハナミズキ」 (CD・パート譜付)』ですが。




マジ楽しい……
今日はCDに合わせて弾いてみたッ!

まだ届いて3日目くらいなんだが、それほど難しくはないため、もう弾けてきたようなので。
まずは中島みゆきの『時代』から……


♪( ̄O ̄;)今はこぉ~ん~なぁ~にぃ~かなぁ~~しくて~なみぃだぁも~か~れぇ~はてぇてぇ~~……


こ、これは……
カラオケで歌ってるのと、あまり変わらねぇ!!
(T▽T)!!


合わせるのは、クラシックの例えばシューベルトのアルペジョーネソナタとかのような難しさはまったくなかった。
カラオケで歌ってるときのように、楽に合わせられたッ!!

テンポも、それほど速くなかったし……とても合わせやすい。
すっごく、いい!!


マジ楽しい!!


ただ、中島みゆきは、猛烈にヴィヴラートかけないと雰囲気出ないので、猛然とヴィヴラートかけまくって強烈に歌い込む。
そうすると、やはり肩当が少しズレているんですね。

これはいかんなぁ、と思って、肩当がズレないように気を付けながら3回くらいはCDに合わせて弾いた。

最後には、肩当がズレずに弾けるようになってきた。


カラオケみたいですごく楽しいので、次に『時の流れに身をまかせ』もCDに合わせて弾いてみた。

うわっ、すごくいいッ!!
(T^T)


♪( ̄O ̄;)とっき~の~なぁがぁれぇ~にみぃ~を~ま~かせぇ~(まーかせー)、あなたぁ~の~いぃろにぃ~そぅめ~られぇ~(そっめーられー)、一度ぅ~のぉ~~~じぃんせぇいっそぉれぇさえぇ~~捨てるぅこっとぅもかぁ~まぁわぁないぃ~~~~だぁかぁらぁぅお~ね~がいぃ~~そっばぁに~おいてねぇ~~~いンま~は、あ~なた~しか、あ~いせ~ないぃ~~~……


(T▽T)沁みるね。
昭和歌謡。



もっとやりたい!
ということで、『川の流れのように』
これは、ヴァイオリンバージョンを5度低くしただけで、指使いがまったく一緒だった。

なので、いきなり初見でCD合わせ♪

全然、弾ける!!

ヴィオラはヴァイオリンよりも音が太くて深くて、独特のいい音で歌える。
これはこれで、すっごく良い味出してる……

いいね。

ヴィオラのいい音が堪能できるよ。


え~と、懐かしの昭和歌謡の後は、ちょっとクラシックに戻りたくなるもので。
サン=サーンス『白鳥』、フォーレ『夢のあとに』『シチリアーノ』を弾いてみる。

昭和歌謡を熱唱した後だと、白鳥がまた歌いやすい。
音がビンビン出るね!

フォーレは相変わらず弾きづらくて難しいものの……だんだん馴染んで弾けてきてはいる。


次にバッハの無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードも弾いてみたのだが。
これ、意外に難しいですね。

何が難しい、って、音を響かせるのがとても難しい。
とにかく、音が響きにくい曲。

昭和歌謡だと、ヴィヴラートかけまくってブンブン音を響かせることができたんだけど、バッハになると途端に、16分音符の連続じゃないですか。
ヴィヴラートをかけまくる、という感じじゃないし、ひとつひとつの音も短くて、伸ばせない。

音を響かせるのが、非常にやりにくい曲なんだな、と改めて思った。
これまでは、あまり音を響かせずに軽く弾いていたから、バッハもそれほど苦にならずに弾けていたのかもしれないが。

なんだか、「歌う」曲をがっつり弾いて、「音を響かせる」弾き方をした後だと、すっごく窮屈で弾きづらい印象を受けた。

これが、バッハの難しさなんだろうか……?

今まで気づかなかったよ!
(^-^;)……


まあ、それだけじゃなくて、バッハ無伴奏チェロ組曲はずーっと前から弾いてる曲だから、前のダメな構え方時代の悪いクセがつきまくっていて、そのクセがついつい復活してしまうので弾きづらい、っていうのもあるかもしれない。

いやむしろそれだろう。
最近になって譜読みしたシューベルトアルペジョーネソナタとか、昭和歌謡とかは、安定した構え方で楽器がズレずに弾けるから。

一度、悪いクセがつくと、それを払拭するのには多大な労力と膨大な時間が必要とされる。


だったら、多大な労力と膨大な時間を掛ければいいだけのこと。

これから1年、2年、5年、10年と続けていけば、いずれは悪いクセを取り去ることができるハズ。


人間、諦めないことが肝心だ。



ところでヴァイオリンの方なのですが、どうも弓の毛が寿命なようで……
音がガサついてどうしようもなくなってきた。
弦を張り替えても改善しないため、毛替えが必須っぽい……なにしろ、買ってから一度も替えてないから。
2年と3か月くらい、替えてない。

そりゃ、ダメになるよね……
でもなかなかヒマがなくて。

あと、弓だけじゃなく、楽器の方も調整が必要なのか、ある特定の音だけがうまく出なくなった。

2番線で2の指でドを弾いたときだけ、音が割れるというか、まっすぐちゃんと出ない。
同じ2番線で、解放弦、1の指、3の指、4の指だとちゃんとまっすぐキレイに音が出るのに、2の指でドのときだけ、音が割れてゴリゴリ雑音を発する。
ド#だと、雑音は出ずにちゃんと音が出るから、どうもドだけが響かないみたいで。

これ、魂柱の位置か何かが悪いんでしょうかね。
ちょっと一回、見てもらわないと……



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プロフィール

ばっかバッハ

Author:ばっかバッハ
ヴァイオリンを習い始めたのは16歳くらい。
それから30年以上の歳月が流れ…今ではアラフィフ。
年齢とともに楽器を弾くのが辛くなってきたので、ゲームで遊ぶことも。

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